7月3日放送、TBS系列「世界衝撃映像×極限ミステリー」




昭和の怪事件「sos遭難事件」について特集。


この事件は、遺品のカセットテープ に「え~す~お~えす」と録音されていたテープが発見されたことが当時の世間を騒然とさせた。1989年の夏に北海道の大雪山で、SOSという文字を倒木で造った救助サインを北海道警が別の遭難救助の際にヘリで上空から発見した件。



当時は民生用GPS端末はなく、遺留品や行方不明者リストから、遭難者は1985年頃に遭難した男性だと判明。 遭難した方はアニメ好きだった様で、登山の知識は全く無かったという。



この大雪山sos遭難事件は、遭難に至った経緯やSOSという文字をなぜ倒木で作ったのか?いまだ判明したわけではない。



今回は、大雪山sos遭難事件の都市伝説、検索してはいけない理由について、5ch情報をまとめてみた。




■目次

大雪山sos遭難事件とは
大雪山sos遭難事件の謎
大雪山sos遭難事件の真相や検索してはいけない理由

大雪山sos遭難事件とは







SOS遭難事件は、1989年7月に、北海道の大雪山山系旭岳で倒木を積んで造られた「SOS」の文字と人骨・遺留品が発見された事件。人骨は発見約5年前の1984年(昭和59年)7月に遭難した人のものと推定されている。



1989年7月24日午後、大雪山系の黒岳から旭岳に向かう途中で行方不明になった東京都の登山者男性2名を捜索していた北海道警察のヘリコプター「ぎんれい1号」が、登山ルートから外れた旭岳南方の忠別川源流部で、シラカンバの倒木を積み上げて造られた一辺約5mのSOSという木文字を発見。


行方不明の2名はそこから2-3km北で間もなく無事救助された。
北海道警察はSOSの木文字もこの2名が造ったものとみて救助後に事情を聞いたが、2人は木文字については何も知らなかった。別の遭難者がいたと考えた北海道警察は、翌25日に改めてヘリコプターを派遣して周辺を捜索。



その結果、SOSの木文字の付近から、動物に噛まれた痕のある人骨の破片と、カセットテープ4本、テープレコーダー、リュックサック、お守り等の遺留品が発見された。 人骨は直ちに旭川医科大学により20-40歳の女性のものと鑑定された。



一方、7月27日にカセットテープを再生したところ、そのうちレコーダー内にあった1本の片面には、ラジオ番組の録音の後に、2分17秒間、一音一音区切りながら次のように叫ぶ若い男性の声が録音されていた。



「SOS、助けてくれ、崖の上で身動き取れず、SOS、助けてくれ。 場所ははじめにヘリに会ったところ。ササ深く、上へは行けない。ここから吊り上げてくれ」



残りのテープには、テレビアニメ『超時空要塞マクロス』及び『魔法のプリンセス ミンキーモモ』(ともに1982年-1984年放送)の主題歌やラジオ番組等が録音されていた。また、カセットテープのケースには「魔法のプリンセス ミンキーモモ」の切り抜きが使用されていた。




参照wiki



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大雪山sos遭難事件の謎








北海道・「旭岳」山麓へ迷い込み、忠別川源流の断崖上部で木片をつなぎ合わせ「SOS」の文字を造り、カセットテープに「SOS」の音声を残したこの事件。1989年7月に発覚した経緯にはいまだ未解明のまま、風化されようとしている。





それは、散乱した遺骨の性別鑑定と女性の遺骨についてであり、さらに発見が明らかにおかしいこと。



このSOSの倒木を発見の過程を当時の「旭川の北海道地図」で確認すると、実は道警の偵察機「銀嶺号」が遭難者捜索中に発見したと言うことになっているのだが、 「北海道地図」は国土地理院との関連もあり、旭岳周辺の測量図の企画のため、航空写真を撮り集めていた。その後、位置図を拡大視し「SOS」の文字を発見したので、警察に連絡したという。



そして、北海道警察のヘリが登山ルートから外れた旭岳南方の忠別川源流部で、シラカンバの倒木を積み上げて造られたSOSという文字を発見。行方不明だった登山者2名はそこから2~3km北で発見されている。




しかし、この遭難者たちはSOSの倒木を作ったわけではなく、偶然遭難して救助された。



SOSを作ったとされている遭難者の人骨は、テントすぐそばで発見された。
当初は骨盤の形から女性と思われたが、鑑定の結果、男性本人のものと判明。つまり、大雪山に登った一人の男が遭難して死亡し白骨化して発見された事件なのだが、本人の骨と断定された時期にちょうど別の大きな事件(例の宮崎勤事件)が起きたので、世間の関心は薄れてしまった。





倒木でSOSを作成するのはかなりの重労働であるし、そんな体力があるのなら自力で下山できたのではないか?と当時も言われてた。また、当時は時効制度があったので、真相がはっきりしないまま、捜査は打ち切られてしまった。





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大雪山sos遭難事件の真相や検索してはいけない理由





この事件が未解決事件の一つになっている理由は、なぜSOSを作ったのか?



遭難者は、自力で安全な場所(人里や救助が期待できる場所)に移動しようと行動する。
これは、助かるために最も直接的な方法だから。体力が尽きる前に行動を起こし、より良い状況に移動しようとすることが生還の可能性を高める。




地形や周囲の環境を考慮し、最も安全で効率的なルートを選ぼうとするのが人間の心理であり、それがたとえ知らない場所であっても、下り方向に向かうことが一般的。



カセットテープの録音は、だんだん体力がなくなってからも助けを呼ぶ大きな音を出せるよう録音していたというのは理解できるが、大雪山sos遭難事件の遭難者はなぜ、重たい倒木を運んでSOSを作ったのか?




wikiによると、旭岳から降る場合、金庫岩という岩を目印に歩くが、実はそれにそっくりなニセ金庫岩というものが近くにあり、多くの登山者を迷わせていたという。この遭難者も正にニセ金庫岩に騙され変な道を下ってしまい、進退極まってしまったと推測されている。



現場は笹に覆われた急斜面の棚部で前は崖、後ろは急斜面。
おそらくは滑るようにそこに降りたので、普通は山で道迷いをした場合は尾根へ登り返す事が基本になるが、そこまでの体力が無かったのか、行動食なども持たずに山行をした為、ハンガーノックで崖の上にいるため、正常な判断ができなくなってしまっていた。飢えと恐怖から一種の錯乱状態のようになり、自分が「身動きのとれない危険な場所にいる」と勘違いしていた可能性もある。




山での道迷いは、通常の心理ではいられないことはよくあること。


では、なぜ検索してはいけないワードにsos遭難事件が入っているのか?というと、カセットテープの音声動画があまりにも衝撃的だから。当時の2chでもカセットテープの音声は衝撃的だったようで、見たことないし今後一切見ないけどとにかくヤバいという情報が「検索してはいけない」と言われてしまうきっかけとなってしまったようだ。







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