5月30日、テレビ東京の人気ドキュメント番組「警察密着24時」にやらせ疑惑が発覚し、番組終了したことが5chで話題になっている。
警察密着24時は、完璧すぎるカメラワーク、犯人の出現の仕方、ドラマティックな演出があって、まるでドラマのワンシーンかのような場面がよくあった。本来、警察はもっと泥臭い職場なのに、ニュース、新聞や情報番組では放送されない犯人ばかり逮捕していたことも5chで疑問視されていた。
捕まる側の警察官も「警察が活躍しているアピール」はかなり不自然であり、放送されるたびにSNSでやらせを疑う声がでるほど。
今回は、警察密着24時やらせシーンはどこか、5ch情報をまとめてみた。
■目次
・警察密着24時やらせ疑惑で番組終了・警察密着24時やらせシーン
・警察密着24時 やらせは問題?
警察密着24時やらせ疑惑で番組終了
記事内容
テレビ東京の石川一郎社長は30日、東京・六本木の同局で定例社長会見を行い、昨年3月28日に放送された「激録・警察密着24時!!」の演出に事実誤認があったことを謝罪。番組を終了させることを明言した。
中略
今回問題になったVTRは、事件発生後に撮影。
捜査の始まりから、映像は事後に「再現」して撮影したものだという。ただし、長田常務は「事実を作出したり、歪曲したりするようなことはない」と断言。あくまでもミスにより誤った情報を放送してしまったと伝え「ヤラセではない。時系列にのせて露出しているため、事実に基づいてそのシーンを“再現”したということ。“再現”というテロップを入れなければいけなかったのが、確認漏れがあった」とした。
しかし、不起訴となっていることを知っていたスタッフも一部存在したと明らかにした。
会見では、記者から厳しい追及が相次ぎ、本件に対する質疑応答は約1時間に及んだ。「番組制作自体は今後も続いていくのか」との質問が飛ぶと、石川社長は「もうやめます」と番組終了を明言した。
スポニチ
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警察密着24時やらせシーン
報道では、警察密着24時はやらせではなく、実際に起きた事件を再現したもの。
なので、警察がやらせに協力したわけではない。
現役の警察官は、やらせみたいな倫理的に反する取材に協力してくれないし、基本ノンフィクション。もちろん、警察のイメージアップのための編集が加えられている、というのは否めないが、事件の内容自体は実際にあったこと。
例えば、実際は犯人逮捕の際に手錠をかけることは少ないが、警察密着24時なんかでは必ず手錠をかけるシーンを撮る。番組で使える映像は、一緒に同行し撮影してるだけ。なので、実際に手錠かけることはほぼないのだが、警察の意向(広報)に沿ってそのシーン部分だけ別で撮影、今回のような再現シーンで放送している。
警察は絶対に番組のための撮影には協力してくれない。
そもそも現役の警察官が無用に手錠を掛けたら問題になる。それを公に堂々と放送されたら大問題だし、今は公共の場所での盗撮行為そのものが犯罪なので、100%警察がやらせに
協力することはない。
日本での刑法犯の件数を見たら分かるように、日常的に全国どこかで様々な犯罪が起き、町内でも近くで窃盗や引ったくりが起きてる。交番の広報紙に載ってる大半が新聞やテレビで報じられていない。
なので、事件は実際にあるが、それを再現することはやらせになる。
まとめると、警察密着24時は番組制作者側の問題であり、番組終了を宣言したのだろう。
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警察密着24時 やらせは問題?
「警察密着24時」(広報活動の一貫でやらせが多い番組)の職質を拒否されるシーンで、若い警察官が署活系(署外活動系/警察署単位の業務無線)で「至急至急、職質拒否者により至急応援願いたい」って通話してるの。まるで職質拒否が重大犯罪の様な扱い・演出。w
— 闇より深き漆黒の魔法少女 (@kazuna02) August 8, 2021
警察密着24時はやらせ(のちに再現)は、そもそも問題なのか?
テレビは過剰な編集も日常茶飯事だが、こういった重大な事をあまり気にしなくなる潜在意識に近い常識感が子供達の教育上非常に悪影響を与える。
学校という教育の場がいくら頑張ってもテレビのモラルがなくなると子供達、しいては日本の大人の質が下がる。やらせ、食品偽装、生活保護費横領、公金横領なども悪と知りつつ誰でもやってる感が自己の罪悪感を希薄にさせる。
テレビの倫理観、モラルなど、もう一度襟を正さない限り日本人としての質が下がる一方。実際の質とは、かけはなれた誇大な表現、捏造された番組、モラルを疑うような内容を許容すると同質の「やらせ」が横行し、公共の電波を使用し遙かに多い不特定多数の人間に、 ウソの情報を流す事自体大問題。
まとめると、警察密着24時やらせは問題であり、番組終了は当然の結果といえるだろう。
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