
3月22日放送、日本テレビ系「魔女の宅急便」
宮﨑駿監督アカデミー賞受賞記念「魔女の宅急便」が今夜放送。
ドラマ「セクシー田中さん」の件で原作者とドラマ制作スタッフとの関係が泥沼化が表面化されたが、原作者は「ドラマ化の際には原作に忠実に」と条件付けてた。 でも、忠実じゃなかったからドラマの途中から脚本に加わった。
「原作を忠実に」という約束破られた上のドラマ化だったのなら、原作者の存在とは何なのか?
今回は、「魔女の宅急便」原作者が過去に激怒したことがあるという噂があるので、5ch情報をまとめてみた。
■目次
・魔女の宅急便とは・魔女の宅急便の原作を激怒?
・魔女の宅急便 原作と違うのは問題?
魔女の宅急便とは
記事内容
22日の金曜ロードショーは、スタジオジブリの「魔女の宅急便」(1989年)を枠を15分拡大してノーカットで放送。前回の金ローでの放送は2022年の4月だったことから、約2年ぶりの登場となる。
ジブリ最新作「君たちはどう生きるか」で第96回米アカデミー賞の長編アニメーション映画賞を受賞し、3回目の「オスカー」を獲得した宮崎駿さんが、監督、脚本、プロデューサーの3役を務めた「魔女宅」。荒井(松任谷)由実さんの名曲「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」とともに、キキたちの旅立ちを描く。 次週29日の金曜ロードショーは、「ゴーストバスターズ/アフターライフ」(米、2021年)を15分拡大で地上波初放送する。
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魔女の宅急便の原作を激怒?
5chでは、魔女の宅急便の原作者の角野栄子さんが、宮崎駿監督のアニメ映画「魔女の宅急便」に激怒したという噂が出回っている。

なぜ魔女の宅急便・原作者の角野栄子さんが激怒したという情報が出たのか?というと、2024年に雑誌取材のインタビューで角野栄子さんがアニメ映画化の時のことを聞かれ、「映画監督が宮崎駿監督だと知らなかった」と答えたことことがきっかけ。
映画化の時に鈴木敏夫プロデューサーから宮崎駿監督が担当することを初めて聞いて、その時に「タイトルやキャラクターは変えないように」とお願い。しかし、ストーリーに関しては言及しなかったこともあって、原作と内容が全く違ったことに角野栄子さんは初めて映画を見たとき「あれ?」と違和感を感じたそうだ。
映画を見た感想としては、内容に大きな変更があったことに「私ならこうした」などの違和感を持っていたが、作品としては満足していたという。
では、なぜ角野栄子さんが激怒したとなったのかというと、このアニメ映画が大ヒットして以降、出版社から「こういうふうにしてください」と言われた時、「一切聞き入れない」「締切も決めない」「書けたら持って行く」という態度になったこと。
もともと角野栄子さんは、締め切りは守る人で自分の好きな時間に好きな作風にしたいタイプだったのだが、この魔女の宅急便のアニメ映画以降、出版社と対立することが多くなったため、「魔女の宅急便のアニメ映画化で原作者の角野栄子さんが激怒した」という情報が出てきたようだ。
まとめると、角野栄子さんが激怒したわけではないが、映画「魔女の宅急便」に関しては、原作者を無視して、大きな改変をさせられてしまったことは事実。改変についても満足はしており、宮崎駿監督には国民的なアニメ映画にしてくれて感謝もしているそうだ。
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魔女の宅急便 原作と違うのは問題?

アニメやドラマ、映画化の際に「原作と違う」のには色々な理由がある。
まず、原作は文章や静止画なのでそれを動画に変換するには、演出的に変更せざるを得ない。小説や漫画では、文字数やページ数で表現されたストーリーを放送時間枠に変換するために、場合によってはシーンをカットしなければ尺が足りなったり、逆に尺が余るのでオリジナル展開で場を繋がないといけない場合がある。
中には「セクシー田中さん」のように、脚本家が原作の内容をしっかり理解しておらず、重要な意味を持つ要素をを見落とし、勝手に変更や削除してしまった結果、元の作品とは別物になってしまうケースもある。
他にも脚本家が自分のやりやすい演出に原作を当てはめようとして、うまくはめ込むことができない部分を勝手に改変。作品を自分好みに捻じ曲げ、原作者や原作のファンが望んでいた方向性を無視した作品にしてしまうケースもある。
大きく原作から変更されるのは、監督ではなく脚本家によるもの。
ただし稀に原作をそのまま映像化して放送するのは倫理的に難しいシーンを、原作の全く新しい別の面を模索するため、敢えて改変するというパターンもある。
原作が好きな人には、できるだけ原作に近い方が嬉しいが、完全に原作通りだと無理がある部分(デザインやエピソード的に説明不足の部分)はうまくアレンジして欲しいのは誰もが当然思うこと。
それに原作のままアニメにしても、想像どおり動くとは限らない。
紙面上のイラストそのまま動かすには限度があるから、アニメ化する事を考えてキャラクターを作る作品のほうが動かしやすく、アニメ化した時に作品の人気が出やすい。
原作者だけではなく、作品にかかわっている人は漫画でもアニメでもアニメ映画でも実写化でも売れて欲しいと思っているはずなので、原作と多少の差異はあるものの、原作の要素が入ていてオマージュを感じられるなら、どのような改変も受け入れられるのかもしれない。
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