かがみの孤城 作者死亡 (1)



2月9日放送、日本テレビ系「かがみの孤城」



本屋大賞受賞の辻村深月によるベストセラー小説のアニメ映画「かがみの孤城」が地上波初放送。




子供たちのイジメの核心をついた「かがみの孤城」は、それぞれに問題を抱えながら現実社会と折り合いをつけていく物語。 希望を持たせたラストであって、ハッピーエンドというわけではない。




ストーリーは原作を忠実に再現しているので、改変や展開がはみ出すところは殆どない。

いじめによって周囲から阻害されて自己肯定感を著しく失った似た境遇の中学生達が、鏡の孤城と言う自分たちだけの空間で心を通わせあって次第に前向きな感情を芽生えさせていく。



それぞれのキャラの心の揺れや背景に抱えるものを直接的じゃない方法でうまく表現されており、どのキャラクターにも深く共感できる。





今回は、5chによる「かがみの孤城」の作者が死亡した説、ネタバレ解説についてまとめてみた。


■目次

「かがみの孤城」とは
かがみの孤城の作者死亡?
かがみの孤城 ネタバレ解説

「かがみの孤城」とは






『かがみの孤城』は、辻村深月による日本の小説。
2023年10月時点で累計発行部数は200万部を突破しており、2018年には本屋大賞も受賞。作者の辻村深月は、本作が誰かの「城」のような居場所になればいいという思いを込めながら書いたと述べている。また、自身にいじめや不登校の経験はないものの、学校に特段の楽しさを感じていたわけでもなく、そのことが学校を舞台にした小説を書く原動力になったと思う、とも述べている。2022年12月23日に劇場アニメ公開された。


参照wiki


・あらすじ



学校での居場所を無くし、部屋に閉じこもる中学1年生のこころ。
ある日、突然部屋の鏡が光り出し鏡の中に引き込まれてしまう。目を覚ますと、そこには不思議なお城と、狼のお面を付けた謎の少女オオカミさま、そして見ず知らずの6人の中学生が…。


「城のどこかにある願いの部屋の鍵を見つけた者はどんな願いも叶う」とオオカミさまに告げられた7人は協力しながら鍵を探す事に。共に過ごすうち次第に7人は心を通わせていくが…。


公式サイト





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かがみの孤城の作者死亡?





ネットでかがみの孤城と検索すると「かがみの孤城 作者死亡」という検索サジェストが出現する。



かがみの孤城 作者死亡


結論から言うと、かがみの孤城の作者である辻村深月さんは死亡したというニュースはなかった。



なぜ、「かがみの孤城 作者死亡」という不吉な検索サジェストが出現してしまったのか?というと、辻村深月さんの著書「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」が原因のようだ。ストーリー展開は読んでいて所々に感じた違和感があるような内容なのだが、すべて伏線になっていて最後にすべて繋がるという結末になっている。



2012年、NHKがドラマ化の許諾を得ていた辻村深月の小説『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』が急遽制作中止。原因は辻村さん側から許諾を取り消されたためで、版元の講談社に損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。  



この時、原作とNHKの脚本はまるで内容が違っていたという。

「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」のテーマは母娘の葛藤だったが、ドラマはシングルマザーの奮闘のような内容だったそうなので、世間を騒がせた「セクシー田中さん」のケースと酷似している。



この時、辻村さんは裁判所で「大切な作品をお嫁に出せない」とドラマ化を否定。東京地裁は最終的に辻村さん側を支持され、NHK側が敗訴したが、最終的に和解が成立している




今回のセクシー田中さんの原作者が亡くなったことで、辻村さんの過去の報道が掘り起こされた結果、「かがみの孤城 作者死亡」という間違った検索サジェストが出現してしまったと思われる。







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かがみの孤城 ネタバレ解説



かがみの孤城 作者死亡 (2)



かがみの孤城は一度見ただけでは、わかりにくい箇所が多い、




アニメのネタバレを解説すると、何故か鏡の中の綺麗な城に招かれた7人の中学生の少年少女。その城には彼等を招いた謎の狼の仮面を被った少女(正体は幼くして亡くなった理音の姉・実生)がいる。

かがみの孤城 作者死亡 (3)


その少女は彼等より年下なのに話し方は上から口調。
「オオカミ様」と名乗る少女は招かれた少年・少女達に「城に有る鍵を探せ」と告げる。 その鍵を見つけた者だけに願いを叶えると告げ、少女達は「今の悩みから解放されるかもしれない」と必死に探すが、どれだけ探しても鍵は見つからない。 城へ鏡から出入り出来る時間帯に制限はあるが、基本的に自由に出入り出来るので少女達は次第に仲良くなっていく。



皆は同じ学校に通い、住んでる場所も近い。

だが、残念ながら世界が違うパラレルワールドの城でしか会えず、現実世界の学校では会うことはできない。 鍵も一向に見つからず、オオカミ様に色々尋ねてもヒントを与えてられるだけ。月日が流れ、ある事件がきっかけで謎が解け、遂に鍵が見付かる。



ここで、ようやく城から解放されるのだが、なぜ学校で会えなかったのか?というと、単なるパラレルワールドではなく時間軸も違っていたから。


城が閉じられた日の次点ではスバル1985年、アキ1992年、こころとリオンが2006年、マサムネ2013年、フウカ2020年、ウレシノ2027年
に学校に行っているので、実際の年代と違うから会うことはできなかった。




別れの時、再会を願って城から自分達の家に帰ると、実はオオカミ様の正体は招かれた少年の一人幼くして亡くなった理音の姉・実生だと知り、城はその姉の願いで作られていたものだった。 長かった城での出来事は終わり、現実世界に帰った少年少女達は皆、願い通り巡り会う。



原作は分厚い文庫2冊分の小説なので、2時間の映画アニメだけ見て作品を理解することは不可能。



まず、こころが「アキのルール違反を無かったことにしてください」という願いを叶えたので、その日をもって城は閉じられた。みんなそれぞれ自分が今生きている時代に帰り、記憶は消されたがリオンだけはオオカミ様に「記憶を残してくれ」と頼んだ。



それに対するオオカミ様の回答は「善処する」とし、結果的にリオンだけは城での記憶を残してもらえた。アキの場合「誰かに腕を引かれ助けられた」その光景だけがずっと焼きついていたので、すべての記憶が残っているわけではない。



原作では、アニメで描かれなかったアキのその後もちゃんと描かれている。

原作でのオオカミ様の最後の言葉は「ありがとう、安西こころさん」なのだが、アニメでは皆のその後がイラストとして描かれているのみ。最初からリオンは圧倒的に有利な位置にいて、実は鍵の在り処も知っていたということも原作を読むとわかるのが、アニメで描かれていないから一度見ただけでは理解できない展開になってしまったようだ。










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