11月11日、宝塚歌劇団の宙組・有愛きい飛び降り事件について、遺族がいじめを行った4人の上級生(先輩劇団員)による暴言などのパワーハラスメントにあったことを劇団側に訴えを起こしたことが5chで話題になっている。
文春の報道では、有愛きいは男役のトップに執拗にいじめを受け、罵倒された内容を録音、劇団側に証拠として提出している。もしそうならば、宝塚歌劇団は、いじめを隠蔽していたということになる。
宝塚では、表面上は「お互い切磋琢磨しましょう」と言っても陰湿ないじめがあったのだろう。自〇に追い込む行為はいじめの限度を超えている。何らかの結論を出してそれなりの対策というか、責任を誰かが取らなければ済まない。
今回は、宝塚宙組いじめ4人の今後、5ch情報をまとめてみた。
■目次
・有愛きいが宝塚宙組いじめ4人を提訴・宝塚宙組いじめ4人は誰?
・宝塚宙組いじめ4人の今後
有愛きいが宝塚宙組いじめ4人を提訴
記事内容
宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の劇団員の女性(25)が9月末に死亡した問題で、遺族の代理人弁護士が10日、東京都内で記者会見を開いた。死亡の原因は、月250時間を超える時間外労働といった長時間労働や、複数の上級生(先輩劇団員)による暴言などのパワーハラスメントにあったとし、歌劇団と運営する阪急電鉄に対して事実に基づく謝罪と適切な補償を求めていくと訴えた。
弁護士によると、女性は入団7年目で宙組(そらぐみ)に所属し、新人公演への出演者の「『長の期』の長」と呼ばれるまとめ役を担っていた。同期生は女性を含めて8人いたが退団などで2人に減っていた。新人公演に向けた稽古や約45人いる下級生の指導のほか、女性は演出家の補佐、役柄配置の決定、シナリオ作成といったものまで担っており、歌劇団は極めて過重な業務を課していたとした。
そうした中、宙組本公演に向けて8月16日から稽古を開始。
並行して新人公演の準備もあり、亡くなる前日までにあった6日間の休日も作業に費やし、実質約1カ月半の連続勤務だったとした。
女性は歌劇団との間で入団から5年目までは1年ごとの有期労働契約で6年目以降は業務委託契約を結んでいた。ただ、歌劇団は契約書で稽古への参加などを義務づけており、弁護士は「実質的に労働契約だ」と主張。歌劇団には心身の健康を損なうことがないように注意する安全配慮義務があるとしている。
弁護士は体温測定の記録や母親とのLINE(ライン)のやり取りなどに基づき、8月31日から1カ月の総労働時間は437時間、そのうち時間外労働が277時間だったと算出した。稽古は午前9時ごろから翌日午前0時ごろまで続き、帰宅後もシナリオ作成などをし、睡眠時間は3時間程度が続いていたとしている。
朝日新聞
▲目次にもどる
宝塚宙組いじめ4人は誰?
文春の報じた10月12日の有料記事、「宝塚歌劇団は壮絶イジメを8カ月放置した内部告発」で、宙組いじめ4人が原因だったことを報じている。記事の内容を簡潔にまとめると、有愛きいは、稽古場で宙組の上級生4人にいじめを受けていたことの内部告発だった。
宝塚宙組いじめ4人は、松風輝、芹香斗亜、花菱りず、優希しおん。
宝塚歌劇団は、文春の報道を「事実無根」と否定していたが、その後、内部告発や警察の捜査などにより、文春の報道が事実であったことが明らかになった。
内容は、いじめ4人のうち、宙組長の松風輝と男役トップスターの芹香斗亜の2人から「あんたが下級生をまとめないでどうするんだ!」と執拗に怒鳴られ、連日連夜泣きながら謝り続けていたという。
有愛きいに対して、下級生らが思わず目を背けたくなるような暴力行為もあった。
松風輝からは宙組の稽古中に有愛きいに対して『すべてお前の責任』と怒鳴りつけ、平手打ちをする場面もあったそうだ。
稽古の休憩時間には、宙組トップの芹香斗亜が有愛きいを睨め上げ、若手の態度について大声で罵り、同じ宙組の花菱りずにも怒鳴り声で「この嘘つき!」 と平手打ち。元プロ野球選手の清原和博の親戚である優希しおんからも一緒に罵倒。そんないじめが日常的に行われていた。
文春は、2023年1月30日、このトラブルについて劇団に事実確認を求める取材趣意書を送付。劇団は「全くの事実無根です」と回答し、いじめ自体の存在すら否定。
このいじめ4人以外にも月組トップの天彩峰里から新人公演の髪飾り、カツラ、アクセサリーなどを何度も作り直すように命令され、夜通し作業をさせ、寝不足で声が出なくなるように仕向けていた。
このいじめ報道後、宝塚歌劇団は、文春の報道を否定する内容を公式サイトに掲載。
また、一部のマスコミに対しても、文春の報道を批判するコメントをしていた。 これらの動きは、宝塚歌劇団が、自社のイメージダウンを防ぐために、文春の報道を否定しようとしたのではないか?と考えられる。
▲目次にもどる
宝塚宙組いじめ4人の今後
宝塚宙組いじめ4人は、今後どうなるのか?
まず、いじめが認定されることは絶対にない。
いじめ加害者が「いじめをしていました」と自白するなら別だが、それは絶対にないので、いくら第三者の調査委員会に調査を依頼したとしても、いじめが認定されることはない。
しかし、パワハラが認められることはあり得る。
パワハラが認められ、労災を認定されると、民事訴訟で大変有利なので数千万円の慰謝料請求ができる。 また、企業は社会的な信用から経営にも影響が出るので、遺族と和解しようとする。
パワハラ問題で和解をするということは、遺族の訴えをほぼ認めることにもなる。
パワハラは、直接の犯罪では無いので「有罪」とか「前科」にはならないが、それでも民事で多額の賠償金を取られるような事になれば、その賠償金は会社の損害になるわけだから、いじめ加害者は責任を取って辞めていくとか、居場所がなくなることになる。
また、例えいじめ加害者本人が辞めていかなくても、会社的にもなにかしらの処罰(減給や降格)くらいはする。 ただ、自〇の原因がパワハラであったという判決が出る裁判は本当に希。 労災認定が出ていれば裁判もそうなりやすいが、そもそもパワハラでの労災認定率自体が7%程度。 なので93%の人は例え自〇、あるいは精神疾患になっても「その原因はパワハラとは言えない」という判断になる。
まとめると、宝塚宙組いじめ4人はパワハラが認定される前に、宝塚歌劇団が遺族と和解するはず。
たとえ和解したとしても、世間はいじめがあったという認識で4人を見るので、今後の宝塚での活動は難しいのかもしれない。
スポンサーサイト
コメント