10月3日放送、日本テレビ系「仰天ニュース」
結合双生児だったアビーブリタニーの現在について特集。
結合双生児は、結合の仕方のタイプなどで色々なケースがあり、 片方を切り離さないと両方の命が危険な場合もあるが、分離しないほうが確実に安全な場合も多く、実際に「分離しないと余命半年」等といわれたにも関わらず何年も生きたケースもある。
しかし、日本の場合、結合双生児が生まれてくる例がほとんど存在しない。
これは、分離が不可能な場合、生まれる前に「中絶」それが日本の現状になっている。 一卵性双生児の100組に一組くらいは結合してしまうから、日本で結合双生児がいないのではなく、結合双生児が生まれてこれないということ。
今回は、結合双生児アビーブリタニーの現在、死亡説や日本にもいた長嶺姉妹の現在など5ch情報をまとめてみた。
■目次
・結合双生児アビーとブリタニーとは・結合双生児アビーブリタニーが死亡?
・結合双生児が日本にいない?
結合双生児アビーとブリタニーとは
アビゲイル&ブリタニー・ヘンゼル姉妹は、アメリカ合衆国の結合双生児。
1990年3月7日にミネソタ州で、看護師と大工の両親のあいだに生まれる。両親は医者から分離手術をすすめられたが、仮に分離した場合は頭が1つしかなくなり、1人しか生きられないことになるため、拒否した。
お互いに自分の反対側の手足には感覚はない。
右手右足をアビゲイル、左手左足をブリタニーが動かしているが、息は合う。 性格に関してはアビゲイルは外向的でブリタニーは内向的。食べ物や服の好みも別で、服に関してはそれぞれの個性を強調するために別々の襟ぐりを持った服を持っている。睡眠のタイミングも別々。大学を卒業後、小学校の教師になった。
参照wiki
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結合双生児アビーブリタニーが死亡?
ネットを検索すると「結合双生児アビーブリタニー死亡」という検索サジェストが出現する。
結論から言うと、アビーとブリタニーが死亡したというニュースは見つからなかった。
なぜ、「結合双生児アビーブリタニー死亡」という検索サジェストが出現したのかというと、アフリカで大学に通っていた結合双生児マリア・ムワキクティさんとコンソラータさんの姉妹が、死去したことが報じられたことが原因のようだ。
この姉妹もアビーとブリタニーと同じように大学に通った結合双生児だったが、21歳になった時に体調を崩し、病院でマリアさんが息を引き取り、15分後にコンソラータさんも死去した。
2人はアビーとブリタニーと同じく、胃などの臓器や心臓から腹部へつながる大動脈の一部を共有していた。死因は病気ではなく、結合双生児による弊害となった肺の変形に起因する呼吸器疾患が原因。このニュースをみた人の多くが、アビーとブリタニーも死去したのではないか?と心配でネット検索したことが、検索サジェストが出現してしまったと思われる。
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結合双生児が日本にいない?
冒頭にも触れたが、日本には結合双生児がほぼ存在しない。
英国の医療慈善団体「ジェミニ・アントゥワインド」によると、結合双生児は6万の出生あたり1組の確率で誕生する。なので、日本に結合双生児が存在しないわけがない。
なぜ、日本に結合双生児が存在しないのか?というと、生まれてくる前に中絶を薦められるからしか、理由が見つからない。
そんな状況でも結合双生児として沖縄で生まれた長嶺姉妹という双子はいる。
長嶺姉妹は生まれて2ヶ月後に分離手術を成功しているので、現在の二人は結合していない。
無理やり分離手術をさせられることは無いので、両親の許可を得て手術を行い、2023年現在、インスタグラムを見ると、自動車免許を取得したり、生活上に不自由は一切ないようだ。
長嶺姉妹は非常に稀なケースではあるが、日本でもサリドマイドの薬害による手足のない子どもや、無脳症なんていう重度障害の子どもが山ほど生まれているので、結合双生児だけを中絶を薦められているわけではない。
最近は胎児の状態で遺伝子検査のようなことができてしまうので、もしかすると出生時にそういう障害があることが明らかな場合は、中絶を薦められているのかもしれない。今回のアビーブリタニーことも、不謹慎な言い方にはなるが、人によっては「運が悪かったね」としか思っていない人がいるだろうが、けして他人事の問題ではない。
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