佐久市中学生の死亡事故の場所 (2)



9月28日、2015年に起きた佐久市の中学生ひき逃げ死亡事故について、犯人が逆転無罪になったことが5chで話題になっている。




よくネットで「少しでもひき逃げはひき逃げだ」という意見があるが、これは形式論に拘りすぎて現実の運用を無視しているので論外。 現場を離れたとしても、すぐに戻った場合は「形式的に道交法違反を問うが、不起訴処分にする」となる事は珍しくはない。



しかし、佐久市でひき逃げされた中学生は死亡している。



今回は、なぜ佐久市の中学生ひき逃げ死亡事故の犯人が無罪となったのか?5ch情報をまとめてみた。






■目次

佐久市の中学生ひき逃げ死亡事故とは
佐久市の中学生ひき逃げ死亡事故の犯人はなぜ無罪?
佐久市の中学生ひき逃げ死亡事故の犯人

佐久市の中学生ひき逃げ死亡事故とは



佐久市中学生の死亡事故の場所 (1)



記事内容


長野県佐久市で2015年3月、中学3年の男子生徒(当時15歳)が乗用車にはねられて死亡した事故で、道路交通法違反(ひき逃げ、事故不申告)に問われた男性会社員(50)に対し、東京高裁は28日、懲役6月とした長野地裁判決を破棄し、無罪の判決を言い渡した。



読売新聞




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佐久市の中学生ひき逃げ死亡事故の犯人





佐久市中学生の死亡事故の場所 (2)




佐久市の中学生ひき逃げ死亡事故の犯人は、御代田町の会社員だった池田忠正。

事故が起きた場所は、長野県佐久市佐久平(さくだいら)駅北の信号機のない市道交差点。2015年3月、佐久市で横断歩道を渡っていた中学3年生の和田樹生さんを車ではねたあと、すぐに救護せずに立ち去ったが、しばらくして事故を起こした後、コンビニに酔ってから現場に戻ってきている。



犯人は当時、飲酒運転を隠蔽しようとしてコンビニに寄ったようだ。だが、この行動は「2〜3分だからひき逃げには該当しない」な理由で無罪という判決となった。




まず、運転者は事故を起こしたとき、直ちに車両などの運転を停止し、負傷者を救護し、道路における危険を防止するなどの措置をとり、警察官に報告せねばならない。(道交法72条1項)




ひき逃げは、道交法上は救護義務違反、危険防止義務違反、報告義務違反なので、停車させても何分も車から出ずに被害者を死なせると法律上はひき逃げ死亡事故と同じ扱いになる。 だから、コンビニによると直ちに救護したり危険を防止する措置が取れないから、通報の有無を問わずに、ひき逃げと検察は判断した。




これは救護義務、危険防止義務、報告義務を直ちに果たしていないことを処罰する法律。


しかし、「時間」という基準はない。

「直ちに」と書かれているので、他の何をおいてもすぐやることを求められている。一方で、すぐやりたくても、運転者自身が大負傷により救護できない、危険防止措置がとれない、報告できなければ何時間経ってもひき逃げには当たらない。



一方で、事故後すぐに救護していて、その合間に通りかかった人が電話した場合など、より高い義務を履行中なら罪は重くならない。



まとめると、佐久市の中学生ひき逃げ死亡事故の犯人は、コンビニに2,3分寄った行為は救護行為の一つとして認められ、無罪という判決が出たと考えられる。





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佐久市の中学生ひき逃げ死亡事故の犯人はなぜ無罪?



佐久市中学生の死亡事故の場所 (3)




佐久市の中学生ひき逃げ死亡事故の犯人は事故当時、飲酒をして運転していたのに、なぜ無罪となったのか?




飲酒運転には、絶対にセーフとされる明確な基準時間の線引はない。

アルコール1単位(ビールだと500m)を分解するのにかかる時間が4時間。4時間は目安であり個人差があるし、女性や高齢者はこれより多めに見ていい。




6時間なら安全だと保証されるかというと、そういう保証もない。

飲酒運転は重罪だが、この基準が曖昧で、また認知度も低いことも問題。事故当時に飲酒運転だったとしても、事故の救護を行い、その時にアルコールが検出されなければ、飲酒運転とならない。



酒気帯び運転は、呼気中のアルコール量という数値基準で立件される。

酒酔い運転は数値関係なく、検挙現場での歩行テストなどて判断。酒気帯びの基準値未満でも違法は違法だから、運転準手はその後運転する事は不可能となり、具体的には運転禁止命令をうけたり、運転代行者召集命令を受ける。


しかし、酒の分解スピードは、個人差が大きく、同じ個人でもその日の体調などでも大きく変わる。だから、コンビニでウコンなどを摂取し、飲酒を隠ぺいする行為をすることも可能だった。



重要なのは飲んだかではなく、アルコールが検知されたか否か。

例えば、入れ歯安定剤に含まれるアルコールで検知され、検挙された事例がある。飲んだかが重要なら、言い逃れできてしまうように、検知されていないものは飲酒運転とならない。



これは、だれでもこの無罪判決が出るのではなく、佐久市の中学生ひき逃げ死亡事故の犯人に前科がなかったのかもしれない。警察に非協力的であったり、悪質さが際立っていたりと、いくつかの要件を判断し、裁判官が無罪という判決を出したのかもしれにない。









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