
9月23日、人気ゲーム配信者「もこう」が東京ゲームショウ2023に爆破予告したことで、業務妨害した罪で逮捕されるのではないか?と5chで話題になっている。
チャンネル登録者150万人を超える人気YouTuberとなった「もこう」は、ニコニコ動画時代から活動していた。現在のニコ生には、あまり社会経験が少なく、精神的に子どもの視聴者が多く、本当に憂さ晴らしや荒らし目的でキツいコメントをする人が多いので、ネタで発言した爆破予告が目立ってしまい、通報される結果となった。
今回は、もこうは本当に逮捕されるのか?5ch情報をまとめてみた。
■目次
・もこうが爆破予告・もこう逮捕
・もこう逮捕になった場合
もこうが爆破予告
ゲーム配信者もこうは2023年9月23日、東京ゲームショウ2023に出演予定だった。
9月19日にニコニコ動画のメンバー配信限定内で、「自分が」ゲスト出演するステージに普段の暴言というか冗談のノリで「自分にダイナマイトを巻いてTGSの会場を爆破してやろうか」という爆破予告な発言をしてしまった。
この発言に一部の視聴者から通報が相次ぎ、もこうは自身のサブチャンネル「とある漢のチャンネルもこう」で9月20日に謝罪動画を公開。
しかし、9月23日 (土) 12:30 より「東京ゲームショウ2023 」インテルブースにて予定していた「コーエーテクモゲームス #WoLong スペシャルステージ」が諸事情により中止となったことで、もこうの爆破予告が影響し、中止になったのでは?と5chで炎上している。
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もこう逮捕

ネットの書き込みで殺害予告の場合には、 予告された本人に対する脅迫罪にあたる。
爆破予告の場合には、 その企業等の代表者に対する脅迫罪、その企業等に対する威力業務妨害罪になる。なので、警察に対する威力業務妨害罪が追加されることもあるようが、「会場を爆破する」という予告は、東京ゲームショウの運営サイドへの威力業務妨害罪になる。
威力業務妨害は、ケースにもよるが、必ず被害者が存在することから、稀に威力業務妨害罪も親告罪ではないか?勘違いされることがあるが、威力業務妨害罪は親告罪ではない。なので、第三者の通報であっても警察は逮捕する可能性がある。
しかし、もこうの爆破予告は現実味がなく、その対策のために警察が動く組織がないので、威力業務妨害罪にはならない可能性もある。
これが素性のわからないネットの書き込みだったらアウトだった。
爆破予告は5ちゃんねるの投稿、VPN通して投稿だろうが、順次逮捕されている。したらば避難所やTwitterも監視されており、警察庁の児童ポルノなどの重点目標だから警察庁にあるサイバーフォースが検知しているし、模倣犯は数が多いので警察も方針を変えている。
爆破予告をして何も起きなかったとしても、忘れた頃に警察がガサ入れで逮捕されるケースもある。
通信事業者もTorに接続していることは把握しており、オニオンブラウザでも警告を出すが、それを無視して接続する利用者などもプロバイダは通信履歴を残している。(約1年以上)。
爆破予告をする連中は、所詮いたずら投稿に過ぎないしスキルに乏しい。
とはいえ、警察組織はこういった「いたずら」に対する模倣犯への見せしめとして、逮捕する傾向にあるのは事実だ。
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もこう逮捕になった場合

威力業務妨害は、第233条(信用毀損および業務妨害)
虚偽の風説を流布し、または偽計を用いて、人の信用を毀損し、またはその業務を妨害した者は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処する。
第234条(威力業務妨害)
威力を用いて人の業務を妨害した者も、前条の例による。
参照wiki
よって、3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられる。 たとえ、実刑になったとしても最高刑が懲役3年なので、執行猶予がつくことがある。
威力業務妨害罪は対象(被害者)が訴えなくとも警察が悪質だと判断すれば逮捕される。
ただし、被害者が訴えないという場合は、身柄を釈放して、書類送致されても、検察庁では不起訴処分又は不処分になる場合がほとんど。
つまり、もこうは東京ゲームショウの関係者に謝罪して許してもらっているのなら、逮捕されることはほぼない。
警察は、確実に起訴できる容疑じゃないと動かないし、そこまでするほど暇ではない。確実に爆弾が無いと分かるし、労力的や経済的に云々の問題も出てくる。
だからといって、ほかの人が逮捕されないというわけではない。
爆破予告は、もし本当に爆破したら、を考えなくてはいけない。爆破すればどれだけの人が被害に合うか、亡くなるか分からない。そのために様々な活動がストップするし、それによる損害は少なくない。
もこうは確かに冗談交じりだったのかもしれないが、言っていい冗談とそうでない冗談があるので今後注意が必要だ。
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