仰天ニュース暴力団どこか堀江ひとみ娘 (2)


9月19日放送、日本テレビ系「仰天ニュース」




愛する娘の命奪った暴力団に人生をかけた堀江ひとみの復讐劇を特集。


現在は暴対法という暴力団を取り締まる法律があるので、派手な活動は出来なくなっているが、暴力団がなくなったわけではない。 警察は暴力団には及び腰で、そもそも暴力団は自分達から堅気にはあまり近付かない。 闇金や風営法の相手に近付き、かつ利害関係がある相手には容赦は無い。



今回は、堀江ひとみの娘がなぜ暴力団によって命を奪われてしまったのか、5ch情報をまとめてみた。



■目次

仰天ニュース暴力団に復讐した堀江ひとみとは
堀江ひとみの暴力団はどこ?
暴力団の対応

仰天ニュース暴力団に復讐した堀江ひとみとは


仰天ニュース暴力団どこか堀江ひとみ娘 (1)


記事内容


 「衝撃の復讐劇&強い女子2時間スペシャル」と題した今回、VTRではある日突然、愛する娘の命を暴力団に奪われてしまった母の復讐劇を再現。なぜ娘が殺されなければならなかったのか。


失意のどん底に突き落とされた母親は「自分の手で暴力団を潰す!」と娘の仇を取ることを誓った。
暴力団の脅しにも屈せず立ち向かう、母の衝撃の復讐劇とは。




公式サイト






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堀江ひとみの暴力団はどこ?


仰天ニュース暴力団どこか堀江ひとみ娘


1985年9月23日、兵庫県尼崎市でどこにでもいるような普通の主婦だった堀江ひとみさんは、一人娘だったまやさん(当時19歳)が暴力団の発砲事件に巻き込まれる。




事件があった場所は、田園駅前にあったスナック。
専門学生だった堀江まやさんは、このスナックのママにお願いし、お店に置いてあったドラムを借りてバンドの練習をしていた。練習のためにスナックで演奏をしていたまやさんは、酔っぱらった暴力団の組員による発砲事件に巻き込まれる。




この事件は、山口組と一和会の間に起こった暴力団抗争事件「山一抗争」。

1984年8月5日から1989年3月30日にかけて山口組と一和会の間に起こった暴力団抗争事件は、317件発生し、一和会側に死者19人、負傷者49人、山口組側に死者10人、負傷者17人、警察官・市民に負傷者4人を出した。



当時は、暴力団同士の激しい抗争が続いており、病院に運ばれたまやさんについて、母親である堀江ひとみさんは当初、交通事故と聞かされていたのだが、まやさんが亡くなった後に、暴力団の抗争に巻き込まれた事実を聞かされる。





ここから堀江ひとみさんの復讐劇が始まる。


堀江ひとみさんは、まず娘に発砲した犯人の逮捕するため、暴力団の内部に潜入しようと考えた。堀江ひとみさんはまず、暴力団組員と接触。小野勇信容疑者(当時32歳)が発砲した犯人という情報を聞き出すことに成功する。


また、暴力団組員は組長の命令は絶対という掟があることで、組長が実質の実行犯であることを知り、組長にも責任を取らせる方法を考えた。




まず、堀江ひとみさんは組長に対し、使用者責任を問う損害賠償請求の訴訟を起こした。



この使用者責任とは、暴対法の一つで「子分がした犯罪は親分にも責任がある」という法解釈。つまり、親分が組員が起こした事件を知らなくても逮捕できる法律。ちなみに、ここ数年、使用者責任を親分に負わせるという判例が増えたのは、堀江ひとみさんが訴訟をしたことが大きい。



この訴訟から暴力団の堀江ひとみさんに対して執拗な嫌がらせや脅しが始まる。

毎日のように無言電話、脅迫電話が鳴り響き、誰かに後をつけられたり、駅のホームで突き落とされそうになったこともあったそうだ。そんな嫌がらせを受けながらも小野勇信容疑者が逮捕されると、状況が一変。



最終的には小野勇信から「組長の命令でやりました」と認める供述があったことから、4000万円の和解金を受け取る形で裁判に勝利した。堀江ひとみさんはその勝ち取った和解金4000万円の一部は暴力団体被害者の会を支援する「マヤ基金」の創設費と「暴力団被害者の会」の会長に就任。暴力団撲滅のために尽力したが、2012年4月15日に静岡県河津市にある自宅で心不全で亡くなっている。(77歳没)







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暴力団の対応





暴力団は一般人に手を出さない理由は、犯罪を犯した時にしか逮捕は出来ないから。



「暴力団」「反社」であっても、そこに所属してるだけでは逮捕出来ない。

でも、現実に一般市民が迷惑してるので、暴力団には「新法」で対応してる。 裁判でも、暴力団員は有罪になる確率も刑罰も一般人より重い。 しかし「法治国家」である以上、「法律の範囲内で」という限界があり、 現在の法では、暴力団を消滅させる力はない。



現行の法でも、厳しく取り締まりができるようになった。


暴力団の根絶は必要なこと。
しかし、暴力団を規制するにあたり、法律にその基準を示さなければならない。刑務所から出てきた人を受け入れ、社会復帰を手伝う団体が暴力団という認定になってしまうという矛盾も出てくる。



また、指定暴力団の本体以外は、暴力団と名乗りたくない、バレないように活動する。
こういう団体や会社は、どうやって取り締まるべきか?ウィルスと同じで、ここを攻めてやろうとすれば、別の形態に変化する。また、こちらが戦術を変更すれば、向こうも対応して、変化を見せる。



現状、暴力団を叩いてみたら、個人で麻薬を売ったり、詐欺行為をやる反社が台頭してきた。むしろ、暴力団がそういう連中を組織外に置きつつ、利用するという場合もある。


いずれにせよ、現状を見る限り、暴力団対策は新しい段階に入っているというべき。

今の暴力団を完全になくすことはできないし、素人考えで簡単に解決する問題じゃない。それらすべてを解決させる新しい法改正が必要な時期に来ているのかもしれない。










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