■目次

・白山市ホテル事件とは
・白山市ホテル事件の場所はどこ？
・白山市ホテル事件の今後

白山市ホテル事件とは

記事内容


石川・白山市内のホテルで11日未明、女性が殺害されているのが見つかり、警察は事件に関与したとみられる54歳の男を金沢市内の繁華街で発見し、現行犯逮捕した。



11日午前1時半ごろ、白山市内のホテルで女性が首などを刺された状態で見つかった。 事件の発生を知らせたのは、ホテル従業員からの「室内を確認したら、首や胸から血を流している女性を確認した」という110番通報。 女性はその後、搬送先の病院で死亡が確認された。



女性は20代から30代とみられ、警察が身元の確認を進めている。
警察によると、ホテルの防犯カメラには女性と一緒に部屋に入り、1人で出て行く男の姿が映っていたという。 警察は殺人事件として捜査を始め、ホテル周辺の防犯カメラ映像をたどるなどして男を追跡。 午前7時50分ごろ、金沢市内の繁華街で男を発見し職務質問。


その際の所持品検査で、洋服の中に刃渡り19cmの刃物を隠し持っていたため、銃刀法違反の現行犯で逮捕した。



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白山市ホテル事件の場所はどこ？

白山市ホテル事件の場所は、市内にある『Hotel Water Gate』というお洒落なラブホテル。
被害女性は、金沢市内に住む23歳の女性ということで、犯人との関係は明らかになっていないが、地域掲示板「爆サイ」の情報では、このラブホテルはよく風〇関係のお店が指定で利用することがあるそうなので、被害女性は風〇関係者で犯人と一緒にホテルに入った可能性はある。




動機についてはまったくわかっていないが、逮捕された中村信之容疑者は、7年前にも19歳の女子大生を刃物で刺すという傷害事件を起こしている。 前の事件の時は金目的だったので、今回も同じか、もしくはそういった性癖を持った人物の犯行かもしれない。




動機が「不明」とは、「判らない」と言うことであって「ない」と言うことではない。


あるかないかは別として裁判の場合には、動機が不明でも、犯罪事実が立証されるか否かが問題なのであって、動機の証明は必ずしも必須と言うわけではない。今回のように死亡事件の場合、原因が判らないか、事件性がなく、事故性がないか立証しずらい場合には、かなりの時間を要するだろう。




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白山市ホテル事件の今後

白山市ホテル事件の犯人が、容疑を認めるかどうかは基本的に裁判には影響しない。




ただし、法廷で不遜な態度を取った場合は、量刑が重くなる。
有名なのは1994年9月28日に起こった少年による連続リンチ事件。これに関しては、３人の死刑囚は、自分は少年法に守られているから死刑にはならないと勘違いし、裁判では、主犯格3名は反省のない態度をみせ、「自分は未成年だから死刑にはならない」「俺の刑はどれくらい？」と発言したり、被害者遺族に対して笑みを見せるなどして、傍若無人な態度を繰り返した。



結果、「更生は不可能だ」とみなされ、死刑判決が下されている。




裁判官も人間だから、明らかに証拠が揃っていて言い逃れしようもないのに犯行を認めない態度を取ったら「反省がない」として罪が重くなる。また、犯行を立証するだけの証拠が揃っていなくて、被告が犯行を認めなかった場合は無罪（不起訴）になる事もありえる。




例えば、おかしい言動や態度が見られれば（弁護側の作戦的意向もあるだろうけど）責任能力の有無として精神鑑定の申請が行われ、責任能力無しが認められれば、刑法39条一項の精神喪失者は罰せられない。



実際そう言う判例もある。
ただ、白山市ホテル事件の犯行時の精神状態が心神喪失なんて事を立証するのも難しいし、通院歴や過去の犯罪が徹底的に調べられ、単に統合失調症だけ適用されるのか？が難しいところなのでもある。


いずれにしても、被害者との関係や動機がはっきりしていない白山市ホテル事件には多くの謎が残るだろう。