池袋の電動キックボードひき逃げ犯人 (2)


9月11日、東京・池袋で電動キックボードで60代女性をひき逃げした犯人が逮捕され、5chで話題になっている。




電動キックボードは、特定小型原付だと最高速度20キロまでのスピードが出せる。

本来なら免許が必要だった電動キックボードを免許無しにしてまで法改正したのは、「自転車を少しでも減らしたい」と云う意図が行政に働いている。 昨今、歩道を暴走する自転車の問題で、これと云った改善策が難しく、時速6kmとなるキックボードは、規制しやすいと云う利点があった。




しかし、その思惑とは別に、最高速度20キロまでのスピードが出せる電動キックボードで走行する違反者が増加し、事故が多発。


認可されている電動キックボードは「リミッター時速20km以上出ない様になっている」ので、特定小型原動機付自転車として16歳以上なら運転免許不用、ヘルメットは努力義務で運転できる。認可されていない電動キックボードは、特にリミッターがついていないので、運転技術がない子供や女性でも手軽に乗れてしまい、今回のような事故につながったといえる。



今回は、電動キックボードひき逃げ犯人の逮捕について、5ch情報をまとめてみた。







■目次

電動キックボードひき逃げ犯人
電動キックボードひき逃げ犯人は伊藤明理那
電動キックボードひき逃げ犯人の今後


電動キックボードひき逃げ犯人




記事内容


電動キックボードで歩行者に衝突し、けがを負わせながら逃走したとして、警視庁は9月、無職の女(23)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕した。  


捜査関係者への取材で分かった。女は「キックボードと歩行者は当たっていないと思うが、転倒したのは私が原因」と一部、容疑を否認しているという。


捜査関係者によると、女は3日午後3時50分ごろ、東京都豊島区東池袋1丁目の歩道で電動キックボードを運転中、歩行中の60代女性に衝突。肋骨(ろっこつ)が折れるけがを負わせ、逃走した疑いがある。現場近くにいた警察官が、逃走する女を確保したという。


朝日新聞




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電動キックボードひき逃げ犯人は伊藤明理那







5chでは、電動キックボードひき逃げ犯人である伊藤明理那(23歳)を特定しており、埼玉県の吉川市に住む無職とは判明しているが、SNSなどはまだ特定はできていない。



事故当時、現場近くにいた人物のSNSによると、電動キックボードひき逃げ犯人である伊藤明理那は、被害者の60代女性が倒れたことを知りながら、その場を立ち去ろうとしたところ、通行人に呼び止められているそうだ。




現場に駆け付けた警察官に対しても、反抗的な態度で、立ち去ろうとする伊藤明理那に対し、警察官が遮るよう立ちはだかると、その警察の腕をペットボトルでたたいていた。この電動キックボードはレンタルで借りたものと主張しているが、認可された電動キックボードではないことも知らないようなので、電動キックボードに関しての知識は全くなかったようだ。


特定小型原付と指定された電動キックボードは、 国が決めた仕様をクリアして行政に認可されたモデルのみが免許不要である。



実際は、まださほど種類は多く出回っていない。

このタイプは、歩道走行モードであれば歩道も走行可能でヘルメットは任意。 無免許OKであっても特定小型原付という車両であり、自転車扱いではない。なので無免許で乗れたとしても、ナンバー登録も自賠責保険も納税も義務。違反をすると、これは犯罪に相当する。




電動キックボードひき逃げ犯人である伊藤明理那の乗っていた電動キックボードは、走行速度が20キロ出せる非合法電動キックの可能性がある。





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電動キックボードひき逃げ犯人の今後




結論から言えば、自動車の免許を持っている人が自転車で運転をして重大な事故等を起こした場合、自動車の点数を引かれ、免停や罰金処分を受けるのと同じで電動キックボードで事故を起こしたら、同じように罰則、刑罰がある。



認可された電動キックボードで「徐行状態」の自転車に子供が突入してきたのであれば、「過失傷害」を主張することも可能だけれど、今回の件は電動キックボードなので「徐行状態」ではなかった旨の報道がされているから、「重過失傷害」の適用がされる。



また、被害者の救護もせずに現場から立ち去った様だから、確実に道交法でも問われる。



過去の判例だと最高懲役6年。
初犯云々の情状酌量も、被害者救護義務違反で、酌量無しの展開も予想されるので、難しいが、SNSでは実際に映像が残っているし、未だ容疑を否認していることから、相当な悪質行為と見做されて執行猶予無しの実刑も有り得る。



今年7月の法改正で現在販売されている電動キックボードは3種類にわかれた。



16歳以上なら無免許で乗れる「特定小型原付」は、国の認可を受けたもの。
2輪車扱いとなる電動キックボード、そのままの状態では公道を一切走行できない非合法電動とあるので、すべてが違反になるわけではない。



国が決めた仕様をクリアして行政に認可されたモデルのみは免許不要で乗れるというが、実際通販サイトで販売されている安い電動キックボードは、ほぼすべてこの非合法電動キックで大抵が中国製。



これらは全てアウト。
電動キックボードひき逃げ犯人は、レンタルしたというがおそらくは確信犯。警察が見て見ぬふりをしてきた代償がこういった違反者を野放しにし、しかるべきにおきた事件と言えるだろう。





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