8月23日、 第105回全国高校野球選手権大会の決勝が甲子園で行われ、慶応高校野球部の応援の仕方が5chで話題になっている。
慶応高校野球部の応援が多いのは仕方がないが、観客のほとんどがメガホンを回す応援など、仙台育英のピッチャーからしたら凄いやりにくい環境、今日の決勝戦も明らかに応援の量が違いすぎて可哀想と5chで炎上。
仙台育英は応援のせいで負けたのか?
今回は、慶応高校野球部の応援に問題があったのか、5ch情報をまとめてみた。
■目次
・慶応高校野球部の応援の仕方・応援のせいで仙台育英は負け、慶応高校野球部が優勝した?
・慶応高校野球部の応援は違反?
慶応高校野球部の応援の仕方
記事内容
8月23日に行われた「第105回 全国高等学校野球選手大会」の決勝戦で、神奈川県代表の慶応高校が宮城県代表の仙台育英高校との対戦を制し、見事107年ぶりの優勝という快挙を成し遂げたが、しかしその応援について疑問が浮上している。
それは慶応応援団のマナーだ。
107年ぶりの優勝がかかっていたこともあってか、この日、慶応の応援席は超満員。応援にも熱が入っていたが、序盤から慶応が守備の場面で、仙台育英が三振になったりアウトになったりすると慶応の応援席では大きな歓声が上がっていた。
またTwitter(現X)には「慶応の応援団がアルプスでないところで立って応援している」と現地からリアルタイムで報告していると指摘する投稿も上がっていた。
校野球連盟が定めている「第105回 全国高等学校野球選手大会」の「応援に関する注意事項」では、「マナーを守った節度ある応援」が求められており、守備中の応援については《座ったまま、拍手のみで》《「がんばれ」などと集団で声を合わせる応援もできません》と綴られている。
これに照らし合わせると、慶応の応援は“マナー違反”となる。
女性自身
慶応の応援ヤバいよ。
— 球心(たまごころ) (@55tamagokoro) August 23, 2023
三塁スタンドが動いてる pic.twitter.com/1ZWJfhIw42
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応援のせいで仙台育英は負け、慶応高校野球部が優勝した?
5chでも勘違いしている人がいるが、野球部の「応援団の応援」と「応援者の応援」は別。
この応援は、育英と慶應ともに両校の応援者がやっていることは同じであって、数と熱気が違うだけ。
では、何が問題なのか?というと、「応援者の応援の仕方」がマナー違反に該当する。
自分の応援するチームが攻撃の時に応援するのはわかるが、相手チームが攻撃でアウトになった時って大きい声出して騒ぐのは高校野球ではマナー違反となる。 慶応の応援団が仙台育英の攻撃のタイミングでアウトになるたびに大きく騒ぎ、エラーしたときに大歓声は相手チームにリスペクトがない。
普通は拍手程度で、まだ未成年の集まりの高校の部活という事を考えたら、この配慮が無さすぎる応援は、どう考えてもやりすぎ。
試合内容的には、慶応が勝ってた試合なのは間違いない。
けども、あの外野の落球に関しては慶応側の声援で意思疎通が出来なくて起こったエラーだし、あれで試合が決まった感じだった。 もし、意思疎通できるレベルの声援なら落球することもなく点差はそこまで広がらずに済んだことを考えると、仙台育英は応援のせいで負けたというイメージがつくのは仕方がないのかもしれない。
慶応の応援やばすぎて観客を味方につけようとする育英アルプス。そしてそれに応える観客。良い光景。#甲子園#仙台育英#慶応 pic.twitter.com/c2TWd1lOtQ
— みうたい // カレー右大臣 (@miutai1003) August 23, 2023
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慶応高校野球部の応援は違反?
決勝の仙台育英のみならず、甲子園で沖縄の代表校が「慶應の応援が大きすぎて圧を感じた」と話している。
甲子園の雰囲気がすごい。仙台育英は完全にアウェーな感じ。高校生がこの雰囲気を負うと精神的にきついよな。。#慶応 #応援 #甲子園の雰囲気
— なおくん@仕事激務中 (@pino_zou3) August 23, 2023
pic.twitter.com/qDAC7xTCau
実際問題として、慶應の応援のせいで実況が聞こえない、相手チームの攻撃の時に、ヤジを飛ばしたり自分達が守備なのに演奏等をするというのが起きている。
高野連によると、観客できている人の応援は、鳴り物(吹奏楽、太鼓など)による応援が禁止ということ・違反した場合、球審に注意されることもあり、最悪の場合は退場を命じられることもあるそうだ。
慶応への応援の仕方は、高野連が掲げるマナーに違反することは間違いない。
では、なぜ応援の仕方を注意しなかったのか?
基本的に球審は、試合妨害にならないと判断したなら黙認するよう指示されている。
高野連は、今までも特待生問題で各都道府県高野連を通して、なにか問題があったことを高校側に警告書を送っている。 この応援の仕方も今回初めて問題になったわけではない。
今回、思いのほか応援に熱が入ったのは、103年前以来の優勝がかかっていたというのもある。
高校野球の一般観客は、お金を払って見に来てくれているお客様。
なので、大応援団が来たらアルプスの残数は、少なくなるのは当然のこと。仮に第三試合に5000人規模の応援団が来て、第一試合、第二試合は応援団が1000人程度だとする。
すると、観客がガラガラに見える。
だが、残念ながら5000人の応援団が来たら満席になる。これが今回の慶応の応援者が多かったので問題となった。この問題を解決するには、どの学校も大応援団を形成すれば良いだけ。 しかし寄付金の事もあるし、生徒数の問題もあるからさすがに難しい。
それを高野連の問題だけにすることはできない。
たしかに慶応の応援の仕方には問題があったのかもしれないが、この本質を理解していない人が「慶応の応援のせいで仙台育英が負けた」という見当違いな批判をしているだけ。
この問題は、同じだけ仙台育英の応援に駆け付ければ、問題は起きなかったこと。
横断幕も掲揚場所が決められているし、生徒個人への応援ボード等も禁止。それらの基本ルールは守っていたので、慶応の応援だけを責めることはできない。
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コメント
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来年から金属バットに規制入って飛びにくくなるし頭使って野球しないと勝てない時代だわ