8月22日、夏の甲子園準決勝で仙台育英の誤審が5chで炎上している。
高校野球は、試合の「流れ」で大きく左右される。
一つの流れで、予想以上に点が入ることも有り得る。 強豪と言われたチームが信じられない失策をしたり、足元救われるのは、こういった誤審が影響しているはず。
仙台育英は強豪校であるが、基本的にそこまでスカウトに注力はしておらず、するとしても宮城県内が中心。あるいは岩手や福島など東北地方の選手のみ。 東北地方外の選手は、スカウトしたのではなく選手自身が入学を希望してやってきた。強いて言うならば「野球が上手い選手、プロを目指す選手が集まってくる」。
そんな強豪校である仙台育英に有利になった誤審に5chで批判が集まっている。
今回は、仙台育英の誤審について5ch情報をまとめてみた。
■目次
・仙台育英の誤審とは・仙台育英の誤審動画
・仙台育英の誤審の問題点
仙台育英の誤審とは
記事内容
問題となっているのは、「1-1」と両チーム同点で迎えた3回裏でのこと。この回守備の神村学園は1死三塁のピンチを招いたところで、打席の斎藤陽にスクイズを仕掛けられる。三塁線へ転がった打球を捕球した岩下吏玖がすぐに捕手・松尾大悟に返球すると同時に、三走・山田脩也が本塁へ滑り込むクロスプレーとなった。
球審はこのプレーをセーフと判定したため、仙台育英が1点を勝ち越した。ただ、直後に中継で流れたリプレーには左手で本塁をタッチする山田に先んじて、松尾がミットを着けた左手で山田の左肩付近に触れたような様子が映っていた。
中略
高校野球では各球場のカメラ設備の問題などからリクエスト制度は採用されていないが、プロも使用する甲子園で行われる本大会だけでも同制度を採用するべきではないかという意見も上がっている。
リアルライブ
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仙台育英の誤審動画
YouTubeでは、仙台育英の誤審動画が注目され、1日で30万再生を超える。
この時、仙台育英の3回裏のスクイズがセーフと判定されたが、視聴者にはキャッチャーのタッチが早いように見えたし、確実にキャッチャーはタッチしていた。しかし、球審は「キャッチャーのタッチをしていない」とも思ったのか?セーフの判定。
このスクイズで神村学園は逆転され、選手たちは判定に疑問や不信感が募り立ち直れなかったのか、同じ回にさらに3点を失う形となった。
5chでの検証では、球審の見る位置が悪かったのでタッグ面が見えていなく、実際タッグがあったか、あってもどのタイミングだったかわからなかった可能性を指摘している。
これがNPBのプロの審判であれば、最初からあの位置で見ることはなく、3塁側のファウルラインの延長線上に位置しつつ、実際のプレイによって動く。
しかし、 高野連の審判員は各都道府県の高等学校野球連盟に所属する高校野球審判員が審判を務めており、募集も高等学校野球連盟ごとに行なわれている。甲子園球場での全国大会では、全国大会審判委員と各都道府県からの派遣審判委員が担当しているので、正直なところ、NPBのプロの審判と比べるとかなりレベルは劣る。
何が言いたいのか?というと、審判がそのレベル程度なので、こういった誤審はあり得るということ。
仙台育英は強豪校なので、この誤審がなくても試合に勝利していたかもしれないが、神村学園や応援している視聴者、決勝の慶応戦でも同じような誤審、忖度が起きるのではないか?と心配する声が多く、後味が悪い結果となってしまった。
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仙台育英の誤審の問題点
基本的に審判が誤審をしても、判定に対してはペナルティは無いとされている。
たとえそれが明らかな「誤審」だったとしても、審判が判定したものはそれが最終であるというルールがあるので、それに対してNPBや高野連が間違いを指摘することは公式には無い。ただ、NPBの審判は1年契約なので、1年の評価がされて翌年度の契約に影響は出る。
これまでにも処分を受けた審判は、口頭による注意、厳重注意から数万円程度の罰金、給与減額、謹慎など。いずれにしても試合に支障を来すような誤審やミスをした場合のみ。例えば抗議を受けて試合の運行が長時間停止してしまった場合とか、あからさまは誤審を1試合の中で繰り返して混乱させたとか、ルールと違う判定をしてしまった場合も同じく注意が入る。
高野連の審判は、各審判員の大学野球や社会人野球での実績が考慮されて、甲子園大会での審判員として委嘱されているので、その実績によって球審等の配置が決定されている。しかもボランティアなので、給料は支払われない代わりに謝礼金や交通費・宿泊費は払われる。
つまり、ボランティアで審判をしてもらっている側なので、高野連の審判に罰則などはない。
今回の仙台育英のような明らかな誤審であっても、ワンプレーの判定に対して処分を受けるというケースはない。(審判を頼まれなくなることはあるかもしれないが)高校野球のプレーは、審判団の目撃が判定根拠となっているので、一人の審判の誤審を責めるのではなく、高野連の体質に問題があるといえるだろう。
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