
7月14日放送、日本テレビ系・金曜ロードショー「コクリコ坂から」
ジブリ祭り第2弾の「コクリコ坂から」が今夜放送。
16歳の少女と17歳の青年が惹かれ合う恋愛ストーリー。
「兄妹の恋愛」というとても奇特なテーマなだけに、5chでは気持ちが悪いという意見が多くある一方、メルのお父さんが勝手に養子として引き取り、でも育てられないからと風間家にまた養子に出されているので、血の繋がりはない。
俊の生い立ちに複雑な事情があり、生後まもなく両親と死別した後、海の父親に引き取られて「実の息子」として戸籍に登録される。その後、彼の友人に預けられ、養子縁組を経て“風間”姓を名乗った。
コクリコ坂からのメルと俊の関係はその後どうなったのか?
今回は、コクリコ坂からのメルと俊の関係や5ch情報をまとめてみた。
■目次
・コクリコ坂からとは・コクリコ坂からメルと俊の関係
・コクリコ坂からメルと俊の関係その後
コクリコ坂からとは
『コクリコ坂から』は、佐山哲郎の原作、高橋千鶴の作画による日本の漫画、およびそれを原作としたスタジオジブリ制作のアニメ映画。
漫画版は、『なかよし』(講談社)にて1980年1月号から同年8月号まで、全8話が連載された。
2011年、スタジオジブリ制作のアニメ映画版が公開。宮崎駿以外の監督経験者は基本的に原作のある作品を題材に映画化しているが、原作のある作品において主人公や重要人物の氏名に著しい変更が行なわれたのは本作のみである。
参照wiki
・あらすじ
舞台は東京オリンピック開催を目前に控えた横浜。早くに父を亡くした高校生の海は、丘の上に建つ下宿屋“コクリコ荘”を切り盛りしていた。
ある日、海は学校で古い由緒ある建物“カルチェラタン”の存続活動に没頭する新聞部部長の風間俊と出会う。海は新聞作りの手伝いをすることになり、二人は互いに意識し合う仲になっていく。そんな海と俊に衝撃の運命が待ち受けていた…!
公式サイト
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コクリコ坂からメルと俊の関係
メルと俊の関係は、作中で兄妹の恋愛ストーリーと思われたが、実際はメルと俊は兄妹ではない。
メルの父親(澤村)には、「立花」と「小野寺」と言うの親友がいた。
作中では「船乗り仲間だ」としか言っていないが、風間の父親の台詞からは彼が澤村と深い友情を持っていたことが伺える。 その後、立花は引き揚げ船の事故を起こし死亡。立花の奥さんは息子を産んだ際に死亡。この天涯孤独となった息子が俊となる。
メルの父親は、孤児になってしまう立花の子を引き取り、勝手に養子縁組してしまう。
俊は「立花の息子」と養子縁組したものの、メルの母親は身重なため、育てられる状況ではなく、メルの父親は、船乗り仲間の「風間」に「立花の息子」(俊)を預けることになった。
なので、メルと俊の関係は「血のつながっていない」が、戸籍簿には、俊は風間夫妻の「養子」と記載され、"実の父親"として雄一郎が記載されている。つまり、血は繋がりはないけど、「俊の実の父親はメルの父親」という事に戸籍上はなっている。
海や俊の親子関係が飲み込めてない方は、この人物相関図を参考にしてみて下さい。#コクリコ坂から #ジブリ pic.twitter.com/p4fh94bDl4
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) August 12, 2016
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コクリコ坂からメルと俊の関係その後

コクリコ坂からのラストで、メルと俊の関係はその後どうなるのか?
メルは俊のことが恋愛対象として大好きだが、この気持ちが実の兄への憧れと判明(実際は間違いだが)した後も全く薄れることなく保たれていることに非常に不安を抱いていた。
自分の愛情というのは世間一般的には異常で、本来あってはならないこと。
こんな気持ちを抱えたまま、兄と妹が愛し合うかもしれない不安に怯えていた。
メルが母親(松崎良子)に俊の事を聞いた時、母親が真実について語るシーン。澤村が俊を抱えて、親もおらず親戚も亡くなり、「放っておけば孤児院行きだ」と言われ、母親が「雄一郎は自分の子だ」と役所に届け出て無理やり、連れて来たと言っている。
つまり、立花の子供を孤児院へ行かせたくなくて、赤の他人を引き取る為に「自分の子」と偽った。なので、その事を世間に隠す必要があり、俊にも真実が言えなかった。
アニメでは二人が兄と妹じゃなかったことを知り、ハッピーエンドをような終わり方をしているが、原作ではその後どうなったのか?気になるところ。
原作の漫画では、主人公のメルは妹の空、弟の陸の三兄弟の姉。
家はコクリコ坂と呼ばれる坂の上の下宿屋で毎朝、住人や兄弟と父親が遭難した海から家が一目で分かる様にと旗を揚げることから一日が始まる。下宿の住人のお兄ちゃんはメルの憧れの人という設定。
メルと俊が兄妹の関係と知れ渡り、学校で近親相〇といじめをうけ、部屋で自〇未遂を起こす。自〇を寸前で母親が止め、真実を語りだす。母親は俊を別の家へ預けてしまった負い目があり、中々真実をメルに話せなかった。
「メルと俊は兄妹ではない」話を聞いたメルは、俊に会いに行き、「大好き!」と抱き着き、物語が終わっている。
だが、現実問題としては、二人は戸籍上は兄妹。
たかが書類上のこととはいえ、法的には絶対で二人の結婚は不可能。 しかし、この作中の時代では、DNA鑑定なども出来ないし、どうやって法的な問題をクリアしたのか、
婚姻届けを出さずの事実婚なのか、などと疑問ならびに問題提起した形で終わってしまうので、その後のエピソードは描けないのかもしれない。
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