カシオペア撮り鉄



6月8日、寝台列車「カシオペア」を緊急停車させた撮り鉄の3人特定へ向けて警察が捜査を開始したことが報じられ、5chで話題になっている。





SNSで出回っている情報によると、この時カシオペア号を撮影しようとした撮り鉄含め周囲には50人ほどいたようだが、この3人だけが立ち入り禁止である線路内エリアで撮影してた。 他の50人はちゃんとマナー守っていたのだが、5chではすべての撮り鉄が同類と、現地にいた無関係の撮り鉄まで特定されており、誤った情報が拡散されてしまっている。




今回はカシオペア撮り鉄の迷惑行為で緊急停止した撮影の3人特定の5ch情報をまとめてみた。




■目次

カシオペア撮り鉄の迷惑行為
カシオペア撮り鉄の撮影の3人特定
カシオペア撮り鉄の撮影の3人は逮捕できる?

カシオペア撮り鉄の迷惑行為




記事内容

今月3日、栃木県のJR宇都宮線を走る列車が、線路脇で撮影していたとみられる3人を見つけ緊急停車した問題で、警察が捜査を始めたことがわかりました。 今月3日、栃木県矢板市のJR宇都宮線の敷地内に3人が立ち入り、至近距離からカメラを構えているのを、走行中の寝台列車「カシオペア」の運転士が見つけ、列車を緊急停車させました。



列車は安全確認のため、14分の遅れが出ました。 この問題を受けて、警察が列車往来危険や鉄道営業法違反などの疑いを視野に、SNSで拡散された動画や防犯カメラなどで、3人の特定や当時の状況などの捜査を進めていることがわかりました。



FNN





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カシオペア撮り鉄の撮影の3人特定





5chでは、カシオペア撮り鉄の3人のモザイクなし動画がSNSで拡散されていることから、3人の特定作業が行われている。









すでに5chでは、現地の撮り鉄情報から3人の名前まで特定できているようだが、万が一誤った情報を拡散されてはいけないので、ここでは名前を公開しないが、5ch情報だとこの3人のうち二人は友達のようだが、もう一人は現地で知り合っただけで、3人が仲間であったわけではなさそうだ。





現地の情報では、カシオペアの撮影で線路に入った3人の撮り鉄を注意した人に対し、罵声を浴びせていたという。そして、緊急停止したことですぐに逃走していることから、線路内に立ち入ってはいけないことを知っていたことになる。



すでに5chでは特定できているようなので、警察も見せしめに撮影の3人の逮捕をすると思われる。





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カシオペア撮り鉄の撮影の3人は逮捕できる?




線路内立ち入りは犯罪行為なのだが、逮捕するかどうかの基準は、その時の状況によるとしか言いようがない。



悪質性が高く、反省の態度がない、開き直るなどであれば刑事責任を問われる可能性が高くなるだろうし、本人が思う以上に大げさなことになった、反省しているとなれば厳重注意で終わることもある。



刑事責任の結果はマスコミなどが追加取材や報道をしないと分からないが、罰金刑のある犯罪の場合は、お灸をすえる意味で罰金刑になることが多い。



過去には、撮り鉄が電車にはねられるという事故があった。
「京阪100年号」と呼ばれる SLブームとなっていた1976年、大阪でSL列車「京阪100年号」の運転が行われたが、マナーをわきまえないにわかファンたちが線路上に立ち入って撮影するという危険な行為が行われた。 そしてついに、線路に立ち入っていた小学生が逃げ遅れ列車と接触。


この事故に関し、死亡した小学生の親が当時の国鉄に対し、線路に多数の人が入るような状況で安全管理ができていたと言えるのか?という訴訟を起こした。当時は線路外からの侵入者対策をほとんと行っていなかったこともあって、国鉄側が叩かれたが、現在のように対策を行って注意喚起をしているのに、線路内立ち入りを行うということは、撮り鉄側が全面的に悪い。




今回捜査に至った関しては、現行法上でも立派な刑法犯(往来妨害または往来危険)。

特急料金払い戻し等の事態になれば、損害賠償責任も生じる。(民事訴訟の前に和解の可能性もあるが)損害賠償の事例としてちょっとケースが違うが、京阪電鉄の線路に異物を置いて脱線事故を誘発した事件があり、民事訴訟に至った被告が全面敗訴して、数千万円(≒被害額÷事件に関わった人数)支払いの命令を受けている、




撮影の3人でそれだけの賠償金を支払えるのか?


いずれにしても、いい写真を撮るより、デメリットの方が大きいことを理解したほうがいい。




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