
4月4日、名鉄・名古屋本線を走行中の乗務員室に無断で忍び込み、警笛を鳴らすなどしていた犯人が5chで話題になっている。
運転士以外は、乗務員室に立ち入ることは出来ないのが基本。
過去に乗務員室内で故意による破損が相次ぎ、東京オリンピックがあるタイミングで乗務員にカメラを設置した。それ以前から乗務員室内への侵入による盗難が多々あったため、乗務員室内のカメラの設置を検討していたが、労働組合により反対されていた。
しかし、労働組合が弱体化したため、タイミングよく設置された。
基本的に監視はされてないが、盗難・破損等があった場合にはすぐに録画データを観ることができるので、今回の乗務員室へ侵入した犯人も特定できた。
今回は、乗務員室に侵入した犯人について、5ch情報をまとめてみた。
◆乗務員室に侵入

記事内容
愛知県内を走行中の列車の乗務員室に無断で忍び込み、警笛を鳴らすなどしていた、当時10代の男性が、書類送検されていたことがわかった。 列車の乗務員室に入り込む1人の男性、乗務員ではなく「乗客」。 警笛も鳴らしている。
この動画は、愛知県内を走行していた名鉄・名古屋本線の列車内で、2022年8月から9月ごろにかけて撮影されたもの。
捜査関係者によると、2023年1月に名鉄に情報提供があり、警察が動画に映る当時10代の男性を特定、乗務員室に無断で忍び込んだ鉄道営業法違反の疑いで、2月21日に書類送検したという。 男性は調べに対し、「悪ふざけだった」と容疑を認めているが、施錠されていたはずの乗務員室の扉については、「誰かが開けた」などと説明しているという。
FNNプライムオンライン
◆乗務員室に侵入した犯人特定?

5chでは、乗務員室に侵入した撮り鉄の犯人について、特定作業が行われている。
※特定出来次第、記事を更新します。
もしこれが東日本旅客鉄道だったら「鉄道営業法違反」と「威力業務妨害罪」で告訴することはあり得る。
運行上の支障をケースバイケースで考慮した場合、「撮り鉄」にもいいみせしめになるので、撮り鉄への警告する意味でも、現行犯なら未成年でも関係なく逮捕出来る。
鉄道営業法違反は罰金等臨時措置法が適用されて、1万円未満の科料が科せられる。
列車の往来に危険を生じさせた場合は過失往来危険罪に該当し、その時は状況によっては逮捕される事もあるし、往来危険罪では2年以上の有期懲役、過失往来危険罪は30万円以下の罰金が科せられる。
無断侵入による鉄道営業法違反なので、おそらく2万円以下の罰金、もしくは科料(1000円以上1万円未満)になるのではないだろうか。
◆撮り鉄の迷惑行為
これだけマニアが増えると、許可制にしても、規則で禁止しても、守らずに列車を撮影しようとする輩が必ず出現する。それを取り締まるために係員を配置したり、外部のガードマンを雇っていたら、その出費たるや大変なことになる。
現在、鉄道雑誌だけで月刊誌含め8冊存在し、鉄道を扱うTV番組やブログ、動画投稿サイトが多数存在する。
それらの撮影のどこまで許可制にするのか、無許可だったらどうするのか、表現の自由の問題もあって大変厄介なことになるので、禁止したくても禁止できない。
なので被害対策する必要はなく、逆に鉄道会社が妨害に対して規制を掛ける必要がある。
駅撮りなど鉄道会社等の敷地内の侵入は、公式許可がない限り全て「不法行為」であること。
つまり、駅撮りそのものが鉄道会社・一般旅客にとって「迷惑行為」となる。
また、道端などを長時間占有する行為は、道路占有許可がない限り全て「不法行為」であること。また、路上駐車は「駐車違反(規制)箇所」のみならず長時間の駐車そのものが「道路を不法に占有」する行為に当たる。
農地を含む私有地やマンションなどへの立ち入りは、所有者・管理者の許可がない限り全て「不法侵入罪」に当たる。これらは「迷惑」以前に、法に触れる(つまり犯罪)行為である。
少なくとも、それらを意識して「撮り鉄」を行う必要がある。
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