上野駅白い粉成分



2月6日、JR上野駅で白い粉をまいた男が逮捕され、5chで話題になっている。



上野駅は、山手線・京浜東北線・上野東京ライン・上越新幹線・東北新幹線・東京メトロ丸ノ内線が使えなくなり、東京の交通網が事実上機能不全に陥る。今回の白い粉の犯人、さらに鉄道テロは再発を防ぐことが困難で住民に与える恐怖心が大きくなる。



今回は、上野駅白い粉の成分や犯人についてまとめてみた。





◆上野駅白い粉事件とは

記事内容

6日朝、東京メトロ・日比谷線の上野駅付近で撮影された映像。

消防車が向かった先には、すでに、3台の緊急車両が。

一方、同じ日比谷線の入谷駅のホームは、電車を待つ人であふれかえっています。

大混乱となった、ラッシュの日比谷線。

それは、上野駅で起こったある騒動がきっかけでした。

FNNプライムオンライン





◆上野駅白い粉成分 





報道によると、上野駅でまかれた白い粉の成分を鑑定の結果、血圧の薬のようだ。誰かが落とした錠剤が踏み潰されただけだった可能性もあるとのこと。つまり、テロ行為ではなく、不注意によって白い粉がまかれてしまった。





ちなみに、snsでは犯人と思われる人物の画像があったが、どうやら落とした白い粉(錠剤)は使えないと思って、その場を立ち去ってしまったようだ。本来は駅構内の公共通路で、物を落として汚してしまったり、傷を付けてしまったりしたら場合、故意によるものでなくても、駅員に対して報告が必要。




あまりにひどい場合は、損害賠償をしなければならないこともあるが、今回のような白い粉を落とした程度では、「気を付けて」ぐらいの注意で済んだ。自然損耗の範囲内なら損害賠償になるようなことはないので、そういった配慮が必要だった。






◆駅のテロは防げない?




むかしはゴミをどこにでもポイ捨てする公衆道徳のなさが目立つ時代があった。


その時は「ゴミはゴミ箱に」と言うのが正しいこと。

時代が変わって、国際テロ組織などによるテロ行為が世界中で発生することになり「不審物が危険だ」となった。自爆テロなど日本人では考えられないようなことが起きているので、時代の要請に見合った対応が必要となった。



テロリストにとって鉄道、特に地下鉄は、最小の工夫で最大の効果を上げられるおいしいターゲットにある。



いくらセキュリティを強化しようにも、160円で誰でも乗れる交通機関では飛行機並みの安全対策は出来ないから、人海戦術に頼らざるを得ない。



駅にはたくさんの人が集まるから、そこで「何か」を起こせば多大な被害が発生するのは必然。人が密集しているだけのところ(渋谷アーケード街や新宿歌舞伎町通り)だと、逃げ道が多いが、駅構内だと逃げ道が少ない、車内だと逃げられない、結果大事件につながる。 それを起こすことによって「開催の反対表明」や「進行妨害」をもくろむ。




また、テロをおこして警察官等がそちらに目を向けた隙にの警備が手薄になった「本丸」を狙ったりする。報道などで「駅」のみがクローズアップされているが、都内は人が集まるところは全て厳重警戒が必要。



2005年7月7日のロンドン同時爆破事件の時は、前日から開催されたサミットは終日空転して、本題の決議すら出来なかった。日本は国の威信にかけても二の舞を踏む訳にはいかない。 また、駅、電車の厳重警戒に限ったことではなく、米軍基地、その近隣公園も長野県警など他県の応援で厳戒態勢。神奈川上空では、米軍機がいつにも増して激しく行きかった。



毎日、これだけの警備をすることは不可能なので、いつテロが起きても対応できるよう「やじうまにはならない」ことが重要だ。







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