12月16日放送、日本テレビ系「グレムリン」
ティーヴン・スピルバーグ製作総指揮の80年代を代表するSFコメディー「グレムリン」が今夜放送。
2023年にグレムリンのCGアニメシリーズが放送されることが決定。
このアニメの最初のエピソードは、2022年6月13日のアヌシー国際アニメーション映画祭で世界初公開されている。完全新作の宣伝で日本でも注目されているが、映画は30年以上前で知らない人もいるので、金曜ロードショーで放送が決定した。
今回は、グレムリンとギズモの違いや弱点、水をかけるとどうなるのか、5ch情報をうまとめてみた。
■目次
・グレムリンとは・グレムリンとギズモの違いや水をかける
・「グレムリン」は反日映画?
グレムリンとは
『グレムリン』は、1984年に公開されたアメリカ合衆国の映画。
ジョー・ダンテ監督作品で。クリスマスに贈られた珍しいペットの飼育方法にまつわる騒動を描いたSFブラックコメディ。
・あらすじ
発明家のランダル・ペルツァーは、セールスのために訪れた街で息子のクリスマスプレゼントを選ぼうと、チャイナタウンの骨董店のドアを訪れた。埃っぽい店の中を物色していると、布で覆われた籠から歌が聞こえてきた。
中を覗いたランダルはその生き物をすっかり気に入り、店主に値段を聞くが、店主に「モグワイは売り物ではない」と販売を断られてしまう。しかし店主の孫が、家庭が貧窮していることを理由に逆にモグワイを買って欲しいと告げ、店主に内緒でランダルにモグワイを譲ってくれた。ランダルはモグワイを連れて家路につくのだった。
冬の季節を迎えているキングトン・フェールズでは、豊かではないが互いに思いやりの心を持った妻のリンと、素直に育った息子のビリーが一緒にクリスマスを祝おうとランダルを待っていた。モグワイをプレゼントされ喜ぶビリーに、ランダルは骨董店の少年と交わした「3つの約束」を守って育てるように約束させる。一家は素直で愛らしい仕草を見せる利口なモグワイにギズモと名づける。
しかし、偶然の重なりから3つの約束は一つずつ破られてしまい、その度に田舎町で不思議な事件が起こる。とうとうその原因がギズモから分裂した悪戯好きで残酷なグレムリン(小鬼)の群れによるものと分かった時には、街はグレムリンの暴走でパニックに陥っていた。ビリーとギズモ、それにビリーの恋人・ケイトは、グレムリンのリーダー格・ストライプ率いるグレムリン軍団を相手に奮闘する。
参照wiki
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グレムリンとギズモの違いや水をかける
グレムリンに出てくる「ギズモ」とは、架空の動物「モグワイ」に飼い主(の父親)が付けた名前のこと。
設定としては、「モグワイ」は宇宙人が作った人工生物とのこと。
しかし、単独生殖が出来るので、地球の生物のような雄雌があると思われる。
ギズモとグレムリンは、最初の見た目は似ているのだが、生物としては全く違う。
性格が違うとしても不思議ではなく、ギズモは人間の2つの面を戯画化(風刺的に表現すること)した存在。
行儀よく、常に好奇心旺盛で、善を行う「モグワイ」。もう1つは享楽にふけり、自分の欲望に忠実にふるまい、悪を行う「グレムリン」。約束を守る限り、その存在は善なのだが、約束を守らない場合、その存在は悪へと変わる。
グレムリンは「ギズモ」の進化系のようなもの。
ギズモには「水をかけてはいけない」、「太陽光線を当ててはいけない」、「真夜中過ぎに食べ物を与えてはいけない」、これらのルールを破ると、悪の「グレムリン」になってしまう。
映画の中で、モグワイの元の飼い主である中国人のような男は、主人公たちにこう告げている。「(人間は)自然の摂理を踏みにじってまで快楽を得ようとする。愚かだ」という発言は、上映当時、とってつけたような文明批判と馬鹿にされたが、時が流れ、現代になって見ると本当にその通り。
まとめると、あの生物は変化する前もする後も厳密には「モグワイ」であり、「グレムリン」でも「ギズモ」でもある。
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「グレムリン」は反日映画?
5chでは、グレムリンは戦前の欧米から見た黄禍論(テクノロジーをもって発展する黄色人種に対する脅威論)の象徴とする説が根強くある。
なので、「グレムリン」や「猿の惑星」には、反日感情が込められているという説があるのだが、これと言った根拠がある訳ではない。
なぜそのような反日説がでたのか?というと、80年代当時は、日本はバブル景気で、10年連続対米貿易が黒字だったり(日米経済摩擦)、ソニーがコロンビアを買収したりで、アメリカでは凄まじいジャパンパッシングがあった。これは反日感情といえばそうだし、当時はかなり凄まじかったそうだ。
例えると、日本で爆買いする中国人に日本人が抱いている感情と似ている。
グレムリンの小説版には「日本製品に対する悪口が多かった」というのも、今の日本が経済成長著しい中国に対して、「中国製品はまだまだ粗悪」的な事を言うのと同じ。
当時の映画「ダイハード」、「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」、「ロボコップ3」ナドノサイバーパンク系作品は日本人がアメリカ人の上司になって会社が買収されたりと、「アメリカは日本に経済的に侵攻されている」という反感の気持ちが垣間見えていた。
そういう背景があるので、クリーチャーやモンスター系映画に対して、当時の経済・政治状況と絡めて「日本人を揶揄してるのでは?」という深読みが5chでの映画ファンの中で噂が広まっていった。
ただ、そういった反日説は公式が肯定も否定もしてないし、そこまで日本人を意識して制作はしているようには思えないので、真相は不明だ。
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