「pixiv」をコピーした「vpixiv」


9月1日、ピクシブ株式会社の運営する会員制のウェブサイト「pixiv」をコピーした中華サイト「vpixiv」が出現し、5chで話題になっている。




「pixiv」とは、イラスト・漫画・小説の投稿や閲覧が楽しめ、誰でも2次創作された作品の投稿ができることで、絵師や漫画家・小説家などを目指す人の利用者が多い。しかし、著作権の問題もあってグレーな作品も多かったため、いろいろ問題も抱えていた。




そんな「pixiv」を丸々サイトごとコピーしてしまった「vpixiv」が現れたことで、5chではウイルスや個人情報が流出したのではないか?と騒がれている。



いったい「vpixiv」の目的は何なのか?



今回は、「pixiv」をコピーした中華サイト「vpixiv」について、5ch情報をまとめてみた。



■目次

「pixiv」をコピーした「vpixiv」とは
「pixiv」をコピーした「vpixiv」での問題
「vpixiv」の対策


「pixiv」をコピーした「vpixiv」とは



「pixiv」をコピーした「vpixiv」


9月1日、ピクシブ株式会社の運営する会員制のウェブサイト「pixiv」を丸っと転載してる中華サイト「vpixiv」が出現したことがSNSで話題になった。




この「vpixiv」は、「pixiv」にあったイラスト、漫画、小説問わずpixivに投稿した物は全て転載されていたことで、当初は「pixiv」が移転したのではないかかと思われた。



しかし、内部データ(投稿者の個人情報など)はコピー訳じゃなく、「Googleに捕捉されてる内容がだけ」引っかかってるだけなので、ウェブサイト上のデータのみをコピーしていることが判明。



元々の利用者の個人情報などは問題なさそうだが、pixivと勘違いし、個人情報の登録などをしてしまった場合はその情報が抜かれてしまうので、注意が必要。





現在もなお、リアルタイムでpixivを反映してるので、pixivに公開した情報を自分の作品あるかなどで確認するために多くの人がアクセスしてしまっていう。



こういったコピーサイトのアクセスが増えると、Googleは「利便性の向上したサイト」と認識し、上位に表示させてしまう。炎上騒ぎを起こすことでアクセス数を稼いだり、アクセスした人の情報を抜き取るサイトという可能性もあるので、安易にアクセスすることは控えたほうがいいだろう。










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「pixiv」をコピーした「vpixiv」での問題





現時点では、個人情報などが抜かれているという可能性は低そうだが、今後どうなるのかはわからない。



pixivに掲載されている画像・作品は、その作品を描いた人にそれぞれ著作権がある。

pixivに載せている画像は、著作権フリーではなく、 pixivは著作権フリーの素材用画像サイトでもない。





なので、本人が転載を許諾していない限り無断転載となり、完全に著作権侵害になるので、「pixiv」をコピーした「vpixiv」は、明らかに違法サイト。ちなみに漫画やアニメの二次創作(オリジナルマンガや小説、イラストなど)をして投稿しても著作権侵害。



しかし、この著作権侵害は親告罪なので権利者が文句言わない限り問題にならない。



さらに第3者に通報されたとしても、権利者が動かなければ問題にならない。



大抵の場合の権利者は自作の無料宣伝にもなるので、市場原理に則って二次創作を大目に見てくれている。
なので「pixiv」投稿作品の殆どの二次創作は、権利者から黙認されているという認識。



でも、「pixiv」をコピーした「vpixiv」は、そのサイトごとコピーしているので、個々の権利者はもちろん、「pixiv」というサイトの著作権を侵害していることになる。




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「vpixiv」の対策





「vpixiv」のようなサイトは、基本的にミラーサイト(自動で同期が取られる、同時更新ではなくても同じものになる)ではなくコピーサイト(中身を丸ごとコピーしたもの)なので、こういったサイトは多く存在する。




昔からブランド物のコピーサイトは多かった。

以前、管理人の友人がコピーサイトのスクショを送ってきて「これは本物?偽物?」と聞いてきたが、商品の写真は公式サイトのものを使われていて、値段だけ書き直されていた。管理人は、「値段とサイトからみて偽物じゃない?」と返事したが、こういったサイトに騙される人もいるのは事実。



犯罪者に真っ当な商売を期待してはいけない。


5chで見聞きしたケースだと、最近多いのは頼んだものと違うものを送ってくるということ。おそらく在庫があるものを適当に送っているのだろう。色やサイズが違ったりするだけでなく、バッグを頼んだのに財布を2個送ってきたりなどあるようだ。




また、酷い例だと商品写真1枚送ってくる手口もあった。

いずれにしても、お金が発生しないから安心とは言えない。もしかしたら、カモリストとして個人情報が売られる可能性も 考慮しなければならない。



どちらにしても、コピーサイトは信用できないから、 アクセスしないが一番の対応方法だ。








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