鳥人間コンテスト2022死亡事故 (2)


8月31日放送、日本テレビ系「鳥人間コンテスト」2022



コロナで自粛されていた鳥人間コンテストが今夜復活。
鳥人間コンテストは、琵琶湖で自作の飛行機を飛ばし、距離を競う祭り的な大会でありながら、参加者は1台につき平均500~700万をかけて制作するほど真剣ムード。初期の頃はANAの整備士チームも参加しており、費用は社内カンパで集めていたという。


そんなお祭り大会である「鳥人間コンテスト」ではあるが、過去に事故を起こし、訴訟問題にまで発展したことがある。



今回は、鳥人間コンテストで起きた事故で川畑明菜さんが裁判を起こした過去について5ch情報をまとめてみた。


■目次

鳥人間コンテスト2022とは
鳥人間コンテストで死亡事故?
鳥人間コンテスト川畑明菜さんの裁判結果と現在

鳥人間コンテスト2022とは



鳥人間コンテスト2022死亡事故 (3)



鳥人間コンテストとは、讀賣テレビ放送主催による人力飛行機の滞空距離及び飛行時間を競う競技会。



1977年に滋賀県近江八幡市の宮ヶ浜水泳場で第1回が開催されて以降、毎年7月に滋賀県彦根市の琵琶湖を舞台に開催され、1980年(第4回)以降は同市内にある松原水泳場を会場としている。その模様は、讀賣テレビ制作・日本テレビ系列で全国ネットの特別番組として放送されている。



参加チームについては、大会の規模が大きくなるにつれて、個人参加から大学のクラブ・サークル単位による参加が主流になっている。学生時代にパイロットやスタッフとして当大会へ参加した社会人が「鳥人間OB」として独自にチームを結成したり、出身校や他チームにノウハウや経験を伝えたりすることも多い。近年の放送では、日本以外の国から参加するチームや、著名人が番組・所属事務所単位で挑戦するチームにも焦点を当てている。



参照wiki



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鳥人間コンテストで死亡事故?





鳥人間コンテストと検索すると「鳥人間コンテスト 死亡」という不吉な検索サジェストが出現する。



鳥人間コンテストで死亡事故が起きたのではないか?と思われる人もいるだろうが、管理人が調べた結果、「鳥人間コンテストで死亡事故が起きた」という報道は一切なかった。


なぜ、「鳥人間コンテスト 死亡」という不吉な検索サジェストが出現したのか?というと、おそらくだが、障害を負うレベルの事故が起きてしまったことが要因の一つになっていると思われる。



鳥人間コンテストは、10mの高さから硬い部品と一緒にパイロットを突き落とすようなケースもあるので、真下に落下してしまうと非常に危険。その結果、パイロットが後遺症を負った例が過去にあった。


下手すると湖面やプラットホームに叩きつけられてパイロットが死んでしまっていたかもしれない、実に危険な競技でもある。



もちろん普段から各チームで安全管理を試みてはいるが(テストフライトを行う、折れてパイロットに刺さりかねない部材に保護材を巻くなど)、想定しても落下は危険極まりないことには違いがないので、危険リスクは諦めざるを得なかった。



余談だが、どの位の高さが危険なのか?というと、管理人がネットであちこち見てみたところ、高さ(自由落下速度)として、重力下で自由落下した場合の衝突速度など計算して、結論から言えば5m以上から落ちるとかなり問題があるようだ。


鳥人間コンテストは、10mの高さなので、直下での落下は人間の着水安全限界点であり、かなり危険。




過去に鳥人間コンテストでパイロットとして出場した川畑明菜さんは、この落下事故を起こし、体に障害が残ってしまったことが、「鳥人間コンテストで死亡事故が起きた」と誤った情報がネットに出回ってしまったことで、検索サジェストに残ってしまったと思われる。




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鳥人間コンテスト川畑明菜さんの裁判結果と現在





2007年7月29日放送された鳥人間コンテストに出場した九州工業大学の川畑明菜さん。

川畑明菜さんの機体は、高さ10mの滑走路をそのまま落下し、後遺症が残るほどの事故を起こしてしまった。


女性自身の記事によると、川畑明菜さんはこの事故で「脳脊髄液減少症」(慢性的な頚部痛、悪心、めまい、耳鳴りなど)が残ってしまったという。鳥人間コンテストを主宰した読売、顧問、サークルリーダー、設計責任者や政策責任者などの幹部学生らを相手取り、4305万8800円の支払いを求める裁判を起こした。


鳥人間コンテスト2022死亡事故 (1)



5ch情報では、当時の川畑明菜さんは、九州工業大学の人力飛行機を制作したサークルに勧誘され、パイロットに抜擢されたという。



鳥人間コンテストは番組がバラエティ風味であるのに、対して多くの大学鳥人間サークルは遊びどころかいわゆる「ガチサー」だった。


ある日、いきなり既成の機体に「乗りませんか?」と言われたパイロットが「いいですよ」と了承して乗るわけではなくて、通常パイロットになることが決定した人物にあわせて1年かけて機体が設計・製作されている。



ディスタンス部門のパイロットには、自転車で数時間ずっと休まずにきつい坂を登れるくらいの並外れた体力が要求される。鳥人間コンテストでは「主役扱いされる」パイロットも、普段はただ「部員のうち、機体を操縦する役割の人」だった。



ある程度、大きなチームのパイロットならば機体の製作は「作る役割の人」に任せて自分はトレーニングに励む。


部員のたくさんいるチームでも飛距離の出ていないようなチームでもみんな真剣に取り組んでいて、機体製作のためにひとりひとりが膨大な時間と手間を費やし(毎日放課後に集まるだけでなく、忙しい時期に土日もずっと大学で作業したり毎週末徹夜するのは当たり前、忙しい時期に半月くらいずっと朝から深夜までろくに食べる暇も無く働いたらしい)。



こうして1年過ぎてから機体を差し出されたのだが、川畑明菜さんは報告していた体重と実際の体重が違い、本番3日前にダイエットの失敗から8kgオーバーであることを告白する。



当然、機体修正は間に合わず。
本番で、主翼が体重を持ち上げきれず、速度がついた時点で主翼折損し、そのまま機体が傾き10mの高さから湖面に落下した。



当時の川畑明菜さんは、インタビューでは元気に受け答えしていた
が、その後に「脳脊髄液減少症」を患ってしまったのだろう。


その後遺症と自分の体重オーバーで大学の仲間たちの夢は露と消え、同時に自分の取り組みが甘かったことで仲間と確執が生じてしまう。


この約5年後、「欠陥機に乗ったことで後遺症が残った」として、主催の日本テレビと機体を作った大学の仲間、顧問、大学を相手に4350万円の支払いを求め提訴した。



動けないほどの後遺症のはずだったのだが、Twitterではスナックでホステスをしながら、コスプレをしてみたり、カラオケを楽しんでいることが判明。結果、5chでは川畑明菜さんに対して炎上、Twitterアカウントを削除。


裁判の結果は報じられていないが、おそらく川畑明菜さん側の全面敗訴だと思われる。





その理由は、民事裁判の記録は、原則として全部公開されている。

裁判所には、全国ネットのデータベースがないから、特定にはかなり手間が必要だが、当事者が特に「秘匿」を望んでなければ、全体を閲覧できる。


本来は当事者の原告と被告、訴訟代理人弁護士以外は見ることができない
のだが、5chで裁判結果を見たという人の書き込みでは、川畑明菜さん側の全面敗訴したという。川畑明菜さんは現在、Twitterのアカウントも削除しており、現在はどうしているのか不明だが、危険があるのは承知の上で操縦者になったのだから、やはり自己責任といわざるをえないだろう。




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