小林清志の引退理由 (2)



8月8日、50年間もアニメ「ルパン三世」次元大介を演じた声優・小林清志さんが7月30日、肺炎のため死去したという報道がされ、5chで話題になっている。






「ルパン三世」次元大介は、大塚明夫が2代目次元大介に就任しているが、いまだに小林清志さんの次元の印象が深い。



1987年には、『ルパン三世 風魔一族の陰謀』でルパンファミリーの声優総入れ替えの時に、ファンから猛抗議あった。当時のルパンの声優だった山田康雄も電話で、原作者であるモンキーパンチに猛抗議したそうだ。一時期ルパンを演じた古川登志夫は、OVAが発売されると大量のファンレターが届き、中身が批判的な内容だらけだったため落ち込んだほど。




それだけ、ルパン三世は世間から愛された作品である。





今回は、小林清志さんの引退理由はなにか?5ch情報をまとめてみた。


■目次

小林清志さんの訃報
小林清志の引退理由
ルパン三世の声優交代

小林清志さんの訃報


小林清志の引退理由 (3)


記事内容


人気アニメ「ルパン三世」の次元大介役などを務めた声優の小林清志さんが7月30日、肺炎のため死去した。89歳。葬儀は遺族の意思により既に執り行われた。お別れの会については、後日行う予定。




1933年に東京都で生まれる。国民文化研究所・劇団泉座、日大芸術学部演劇科を経て、1960年、所属事務所でもある東京俳優生活協同組合(俳協)の創立に参加した。ジェームズ・コバーン、リー・マーヴィン、トミー・リー・ジョーンズさんらの吹き替えのほか、「妖怪人間ベム」のベム役、「機動戦士ガンダム0083」のエギーユ・デラーズ役などアニメの声優としても活躍。「SASUKE」「ガキの使いやあらへんで!!」など人気番組のナレーションも務めた。



特に思い入れが深かったとされる「ルパン三世」の次元大介役は、50年以上にわたって担当。2021年10月から放送された「ルパン三世 PART6」の初回「EPISODE 0 -時代-」をもって次元役を“勇退”し、大塚明夫さんが2話以降後任を務めている。 


日刊スポーツ




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小林清志の引退理由



小林清志の引退理由 (1)

声優の小林清志さんが次元大介の役を引退すると発表したのは、2021年9月7日。




ルパン三世がアニメ放送50周年の節目であること、年齢的に88歳という高齢などを理由に、次元役の勇退を発表した。後任は大塚明夫が務めているが、本当の引退理由は別にあるようだ。


歴代のルパン三世声優

ルパン初代、山田康雄(1971~1994)、 2代目:栗田貫一(1994~)

次元大介初代、小林清志(1971~2021)、 2代目:大塚明夫(2021~)

石川五ェ門 初代、大塚周夫(1971~1972)、2代目:井上真樹夫(1977~2010) 3代目:浪川大輔(2011~)

峰不二子 初代、二階堂有希子(1971~1972) 2代目:増山江威子(1977~2010) 3代目:沢城みゆき(2011~)

銭形幸一 初代、納谷悟朗(1971~2010) 2代目:山寺宏一(2011~)




2010年に銭形、峰不二子、石川五右衛門の声優交代当時、声優たちの高齢を理由に交代したのに、なぜ次元の声優・小林清志さんはすでに78歳を超えていたのに、交代しないのか?という意見があった。


その理由は公式には明かされていないが、当時の小林清志さんはナレーションとしてレギャラー番組があったり、まだまだ現役。しかし、交代した他の声優たちは、もうルパン三世以外の声の仕事をしておらず、何年も半引退状態だった。


一線を退くと、それだけ声自体や声量、感覚なんかの衰えが早いため、声優本人たちが、早い後継者を望んだという理由がある。


この時、小林清志さんもこの2010年で次元の声優を引退(交代)をしようとしてそうだが、制作側から引き留められていたらしい。(5chによる書き込み)



そして、2019年の引退したときには、ナレーションなどの仕事も減らし、「引退する準備をしていた」ので、一人声優交代が遅れてしまったということが本当の引退理由と考えられている。






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ルパン三世の声優交代




小林清志の引退理由 (4)



昔ルパンシリーズの主要5人は、全員入れ替わったことがあった。


「ルパンⅢ世 風魔一族」の野望という作品では、


ルパン三世:山田康雄→古川登志夫
次元大介:小林清志→銀河万丈
峰不二子:増山江威子→小山茉美
石川五ェ門:井上真樹夫→塩沢兼人
銭形警部:納谷悟朗→加藤精三



が声優を務めている。
なぜ変わったのか?というと、その理由は諸説あるが、5chでは、「ギャラが高騰した5人を降板させ制作費を抑えた」という説が有力のようだ。



1987年12月18日に公開された「ルパンⅢ世 風魔一族」の時の日本はバブル経済で景気もよく、ルパン三世の声優らは「もともと俳優だった」ため、ギャラも高騰していた。(声優のギャラが安くなったのは「声優」という養成所が出来てから)



1987年『ルパン三世 風魔一族の陰謀』でルパンファミリー声優総入れ替えの時、この声優入れ替えは主要5人に伝わっていなかったらしく、特にルパン三世の声を担当していた山田氏が激怒し、原作者のモンキー・パンチ氏に怒鳴り散らしたらしい。



その数年後、山田氏が亡くなり、山田氏の葬儀の席でモンキー・パンチ氏は、山田氏にちゃんと説明できなかったことを悔やみきれず、葬儀の場で号泣したという。



その後、声優主要5人の印象が強すぎたこと、TVシリーズが大ヒットしたことを受け、ルパン三世をものまねの栗田貫一に据え、もとに戻った。そんなこんなで、結果的にこの作品だけの代役という形になっている。



5chでは、田村ゆかり、堀江由衣、水樹奈々、田中理恵、能登麻美子など新人アイドル声優でデビューしてきた頃から、声優という職業が世間に認知され、とんでもない「 新人声優バブル 」になってから、声優の量産化がされたという。



この当時は、同じ専門学校や、声優養成所の同期生などで「誰かが、新人としてどこか事務所に所属」とか、「何かの作品に出演が決まった」とか、かなり聞けたそうだ。


しかし、現在は、そうやって同じ学校や養成所にいる人が、(自分でなくても、誰かがデビュー出来たという話など)聞くのが難しくなったのが、どこでも起きている。




2000年代に入ると、今から20年前頃の声優ブームのために、いろんな新しい専門学校などや、新しい声優事務所とか、既存の事務所が養成所の定員やコースを増やしたりして、 専門学校などや、声優養成所にいる生徒の数がめちゃくちゃに増えてしまっていた。



だから今の声優は、ギャラが安く、「 新人声優デビュー氷河期 」だと言われている。



自ら引退することは潔いのかもしれないが、引退することで燃え尽きてしまったという考え方もあるので複雑な心境のファンは多いだろう。









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