7月21日放送、フジテレビ系「LOVE LOVE あいしてる」最終回・吉田拓郎卒業SP
伝説の音楽番組「LOVE LOVE あいしてる」を最後に吉田拓郎が全ての表舞台から引退する。
吉田拓郎は、明石家さんま、あいみょんや菅田将暉がファンを公言しているので、幅ひろい世代に影響を及ぼしたことは間違いない。
今回は、吉田拓郎の引退理由や嫁の森下愛子の訃報の噂について、5ch情報をまとめてみた。
■目次
・吉田拓郎の引退・吉田拓郎の全盛期
・吉田拓郎の引退理由
吉田拓郎の引退
記事内容
「80歳になる来年5月で歌手引退」を宣言している橋幸夫。加山雄三(85)や吉田拓郎(76)は今年、相次いで引退を発表した。加山は年内でコンサート活動から引退。吉田はすべての活動に終止符。7月21日の「LOVE LOVEあいしてる」(フジテレビ系)が最後のテレビ出演になる。
芸能界での引退宣言は大半が女性。山口百恵・高田みづえらは結婚を機に引退。安室奈美恵と森昌子は“すべてをやりきった”ように引退していった。男性の引退宣言は珍しいが、高齢によるものが大半だ。 「歌手の場合、体力はあっても問題は声。酷使され続けた声帯は勤続疲労を起こす。本来の声が出なくなれば、聴きに来るお客に対して失礼。歌手としてのプライドも許さない」(音楽関係者)
今後も引退する歌手は出てくるだろうが、正式な引退宣言が必要か否かの判断は課題だろう。
中略
芸能界も高齢と共に仕事が減るのは当然だが、活動しない時期が増えても、あえて引退宣言する必要はない。それは運転免許返納にも似ている。年齢的に運転する機会も減り「もう運転は無理かもしれない」とわかっていても、返納すれば「二度と運転できなくなる」という思いも起こる。
「また運転できる機会、運転しなければならない状況ができるかもしれない」と、返納できないでいる後期高齢者も少なくない。
運転を歌に置き換えれば、引退の決断がいかに難しいかがわかる。76歳で決断した吉田のラストアルバムのタイトルは「ah─面白かった」。歌手人生を振り返って正直な気持ちをタイトルにしたのだと思う。
日刊ゲンダイ
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吉田拓郎の全盛期
吉田拓郎の全盛期は1970年代。
明石家さんまが大ファンを公言している通り、今の日本の音楽の流れを作ったのが吉田拓郎。
当時の音楽は演歌、歌謡曲が全盛期で、その歌を作曲家が作り、テレビで歌うことが歌手の定義となっていた。
しかし、吉田拓郎は「テレビに出ない」で、自作の歌を歌い、それをヒットさせ、シンガーソングライターの地位を確立。日本のアーティストで初めての全国ツアーを行った。
その後、レコード会社を立ち上げ、次々に既成の音楽界の常識を壊していく。
日本で初の大型野外オールナイトコンサートを行い、今でこそ珍しくはないが、シンガーソングライターとして他のジャンルの歌手に楽曲を提供するなどの功績がある。
さんまいわく、日本の音楽は「拓郎前、拓郎後」と表現している。
拓郎前の日本の歌は、文字一つに対して一つの音を付けていたが、吉田拓郎は言葉に音を付けて成功したパイオニア。この成功で多くの後から出てくるミュージシャンや作曲家は多大な影響を受け、音楽のジャンルを問わず、それが当たり前になっている。
そしてなにより、年齢70を超えてなお現役でいて、レコードを出しつづけることが偉大。
あの氷室京介も姉の影響で、学生時代、吉田拓郎を聞いてファンになったと公言しているほど、芸能界には吉田拓郎のファンが多いことは間違いない。
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吉田拓郎の引退理由
吉田拓郎の引退理由について、本人がそれらしい理由を語っている。
吉田拓郎はシャウトして歌うボーカルをポリシーとしており、それが年齢を重ね「若い頃と違い、自分が思うようなシャウトができなくなった」と、引退する理由について答えている。
声というのは、老化により体の筋肉は硬くなり、声帯の筋肉も同じように痩せて、硬くなるため高音が出にくくなってしまった。その筋肉の弾力性が無くなると、響きが悪くなり、高音が出にくくなってしまうそうだ。
もちろん、多くのファンから惜しむ声はあったが、自分が納得できるモノが創れなくなったら引退すると決めていたそうなので、引退して「空いた時間を奥さんと一緒にいる時間に使いたい」とも語っていた。
5chでは、「吉田拓郎の嫁・森下愛子が2021年に亡くなった」という情報があり、「嫁の訃報でやる気をなくしたことが引退理由」という情報が出ているが、実際にはそんな訃報はない。なので、フェイクニュース。
ちなみに、中島みゆきは、ラストツアーがコロナで途中で中止(全国ツアーを中止するだけであり、普通のコンサートは今後も行う予定)だが、近年は「休憩」時間を設けている。
更にLiveアルバムもフルコーラスの曲もあれば、1コーラスとかで終る曲もあって。(今までメドレー以外はフルコーラスで歌っていた)昔のような体力は無いことを本人たちは理解している。
他にも竹内まりやは近年、楽曲以来が来れば創るが、自作で創るのは殆ど無い。アルバムもBESTだけ(オリジナル「TRAD」は新曲1曲だが、それもタイアップ付なので、タイアップに沿ったもの)、 完全オリジナル曲は07年「Denim」以来無い。
何が言いたいのかというと、歌手にとって年齢というのは過酷なもの。
吉田拓郎本人も「もういいだろ?もう充分やったよ」とのことなので、引退を引き留めるほうが無粋というものだ。
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