ネオ麦茶事件の犯人現在 (4)


5月16日放送、日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」


少年犯罪で犯人の名前や顔写真が公開されなかった西鉄バスジャック事件について特集。
引きこもりだった17歳の少年が牛刀を忍ばせ、西鉄の佐賀発博多行きの高速バスを乗っ取り、乗客に死傷者出した西鉄バスジャック事件。


事件当時は、高速バスに緊急通報装置がなく、途中で下ろされた乗客からの緊急通報で発覚。


高速を走り続けるバスを機動隊が道路封鎖してパーキングエリアに誘導し、最終的に広島県警本部長が強行突入を決行。少年の犯人が眠気に誘われたすきをついて、早朝特殊部隊が窓を破壊し、同時に閃光弾を投げ込んで犯人を現行犯逮捕できた。



しかし、この事件で犯人は乗客3人を切りつけ、1人がなくなってしまった。




今回は、西鉄バスジャック事件の犯人の現在や5ch情報をまとめてみた。





■目次

西鉄バスジャック事件とは
ネオ麦茶事件の2ch書き込み
西鉄バスジャック事件の犯人の現在

西鉄バスジャック事件とは





ネオ麦茶事件の犯人現在 (3)



西鉄バスジャック事件は、2000年(平成12年)5月3日に発生した当時17歳の少年Aによるバス乗っ取り(バスジャック)事件。



西鉄高速バス乗っ取り事件や佐賀バスジャック事件と呼ばれたが、ほかにもインターネット掲示板の2ちゃんねるに犯行予告の書き込みが残されていたことからマスコミに注目され、その書き込み時のハンドルネームからネオむぎ茶事件(ネオむぎちゃじけん)とも呼ばれた。




参照wiki




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ネオ麦茶事件の2ch書き込み


ネオ麦茶事件の犯人現在 (2)



ネオ麦茶とは、西鉄バスジャック事件を起こした犯人が、2chに書き込みしていた時
2ちゃんねる創設時の常連利用者でハンドルネーム「むぎ茶」を称していた人物を模倣したもの。



昔の2ちゃんねる(西村ひろゆき管理人時代)は、様々なシステム上の不備を抱えていた。



むぎ茶は「スーパーハカー」(=スーパーハッカーの意味。当時の2ちゃんねる内で流行した隠語で、自称「パソコンに詳しい」人を揶揄したもの)の一人で、2ちゃんねるの弱点をみつけては2ちゃんねるで悪質な荒らし行為をしていた。




荒らしを繰り返し有名コテハンが、東芝クレーマー事件前後にその姿を現さなくなっていた。




しかし、西鉄バスジャック事件前に2chに「佐賀県佐賀市17歳」というハンドルネームで「ヒヒヒヒヒ」という書き込みがあり、それが事実上の犯行声明とされている。




犯人逮捕後、警察が押収したパソコンとプロバイダの情報開示によってネオ麦茶が西鉄バスジャック事件犯人だと判明した。






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西鉄バスジャック事件の犯人の現在




ネオ麦茶事件の犯人現在 (1)


西鉄バスジャック事件の犯人は、少年法により、名前や顔写真は公開されていないが、ネットで特定され、顔写真まで出回っている。



関東医療少年院に収容された犯人は、5年過ぎたので現在は社会復帰している。



基本的に家裁は、犯罪者が前科を隠すための改名は認めない。
しかし、大きな事件を起こすと、多くのネット民から名前や顔写真を特定され、社会的に私刑にあう恐れがある。そのため、未成年者の犯罪者の場合、法的手続きによって名前を変更することができる。名前変更は、未成年者が犯罪を犯したことによる社会的な影響や再犯のリスクを軽減するため。




西鉄バスジャック事件の犯人は2006年1月に仮退院、社会復帰への訓練がはじまり、保護観察が同年3月まで続けられた。その後は不明だが、不当な個人情報の暴露をされているので、改名が認められた可能性が非常に高い。




もし、生存しているとしたら、今年で40歳。
この年代には凶悪犯が多く、しかも教育熱心な公務員や会社員の家庭の出身者が目立つのは、昭和60年ごろ流行した「早期英才教育ブーム」のせい。




「3歳では遅すぎる」のキャッチフレーズで、生後すぐから絵本を見せる、カードを見せる、家中に張り紙をする、などの早期教育が良しとされていた時代。まるで奴隷のような無茶な幼児教育で、どこかが壊れてしまった子どもが多数いた。



もちろん正統派の教育学者や心理学者は、当初から反対だったが、昭和60年前後の幼児雑誌は、早期英才教育業者の宣伝だらけ。広告料さえ貰えば何でも載せる出版社の罪も重い。







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