保津川下り事故原因の船頭名前 (3)


3月29日、京都府亀岡市の保津川で観光船が転覆しm1人が行方不明になっている事故が5chで話題になっている。




船頭になるには、とくに資格や免許の制度などはなかった。

30名近い人間の命を預かるのに見ず知らず人の「経験」と「感」だけに頼る制度自体に問題がある。


保津川下り事故の原因は「船頭の操作ミス」。
定員オーバーが原因と言うよりは「定員オーバーでの運航の危険性」を理解出来ていなかった。そういった安全運航マニュアルがないのは、無免許運転となんら変わりがない。



これは京都府の行政の責任でもある。




今回は、保津川下り事故船頭名前や原因について、5ch情報をまとめてみた。






◆保津川下り事故とは

保津川下り事故原因の船頭名前 (2)

記事内容


28日に京都府亀岡市の保津川で観光船が転覆し、1人が死亡、1人が行方不明になっている事故で、国の運輸安全委員会が調査に乗り出しました。



引き揚げられた船は、船首部分が大きく破損し、岩にぶつかった衝撃がわかります。
船を運航する組合が、28日夜のうちに、下流の嵐山の船着き場で引き揚げ、亀岡市の乗船場まで運んだということです。


28日、亀岡市と京都・嵐山を結ぶ「保津川下り」の観光船が、岩にぶつかり転覆しました。

川に投げ出された乗客25人は全員救助されましたが、船頭の田中三郎さんが死亡し、船頭の40歳の男性が流され行方不明になっていて、警察と消防は29日朝からおよそ70人態勢で捜索を行っています。


国の運輸安全委員会の調査官は、午後1時半ごろに亀岡市に到着し、安全管理体制や船の破損状態などを確認し、詳しい状況を調べています。



日本テレビ





◆保津川下り事故原因は船頭







ニュースでは、「座礁」と報じられているので、船頭による操作ミスで岩に激突したのが原因とみていい。



もちろん、船頭一人に全責任を押し付けるのではなく、定員24人乗りの船に30人乗っていたそうなので、それを許可した4人、運営元にも責任がある。


本来、モーターを積んだ船の運航に関しては国や県からの許可を受ける免許取得者であるが、保津川下りのような観光目的の船の船頭たちには「免許」「資格」という制度がない。



30名近くの客を乗せて激流を下り、竹竿一本がしかるべきところを捉えられなければ今回の事故は起こるべきして起きた事故。しかも乗客は季節柄厚着、激流に放り出されて犠牲者が出なかった方が奇跡。歴史ある観光スポットだけに、指摘するべき京都市や警察などが見て見ないふりをしていた。



ちなみに、保津川下りは運営会社が存在せず、利益団体でもない。


会社ではなく組合なので、「船頭」と呼ばれる人たちはいわゆる「ひとり親方」の自営業者。それを組合組織で束ねている。だから責任の所在でもめることが予想される。






◆保津川下り事故は今回だけではない

保津川下り事故原因の船頭名前 (1)



5chでは、保津川下り事故は、毎年のように起きていたそうだ。

ここでは詳細は省くが、死亡事故は過去にもあった。死亡を伴わない事故も含めると、今回と合わせて4度も事故を起こしている。そのうち一度は、落石の原因もあったようだが、今回のように転覆するまでには至らないことでニュースにはなっていないかっただけ。



これは、保津川下りだけではなく、人工的に造られた遊園地でも事故は起きてるし、まして相手は自然。なので、事故が起きないはずがない。



しかし、保津川下り事故を引き起こした船頭だけを責めることはできない。



本来なら今の時期は最も水量が少ない時期で、それを利用して渡月橋近辺の土砂除去や橋脚の補修工事をする時期でもあった。たまたま前の日の降雨によりやや増水していたが、上流に日吉ダムがあるのである程度、川の流量は一定に保たれていたとはいえ、車で言えば屋根なしブレーキなしのバスに大勢が乗って、ギアニュートラルで坂道を運転手のハンドルさばきだけで対応できるわけがない。



今のままだと、船尾の船長が落水したら、同じ様に岩に衝突転覆となる場合が普通に考えられる。


おそらく、それらを含めて安全体制の確立、実行体制の実施(船長が落水した場合の操船訓練)などを行ってから、安全が確認されてからの再開となるのでは無い。 早くても1年はかかる。



少なくても、船頭の一人が落水しても、残りの船頭が安全に運航出来る体制にならないと、運行再開は難しいだろう。






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