上野宝石店強盗どこ (2)


3月24日、東京・上野の宝石店に強盗二人組が入り、現在逃走中というニュースが5chで話題になっている。




強盗と窃盗は、同じ泥棒でも検挙率には雲泥の差がある。



警察は、窃盗事件はあまり積極的に捜査しない。窃盗事件とは、侵入盗、自動車盗等の他にも、万引きなども含まれ、総合すると年間何十万件もあるので、どうしても対応困難なケースが多い。



対して強盗事件は、年間1500件程度に留まり、対応困難というケースが非常に少ないため、検挙率が大きくなる。





今回は、上野宝石店強盗どこか、犯人の5ch情報をまとめてみた。




上野宝石店強盗どこ (3)


◆上野宝石店強盗事件とは



記事内容

24日午後2時半ごろ、東京・上野の宝石店で刃物を持った2人組の男が押し入り、高級時計などを奪って逃走しました。警視庁は、強盗事件として逃げた男らの行方を追っています。現場から中継です。 警視庁によりますと、24日午後2時半ごろ、台東区上野の宝石店で、「突然2人組が入ってきた」と女性店員から通報がありました。



2人組の男が営業中の宝石店に押し入り、刃物で女性店員を脅した上、バールのようなものでショーウインドーをたたき割り、高級腕時計など複数個を奪って逃走したということです。 当時、店には店員と客のあわせて2人がいましたが、いずれもケガはないということです。 男らのうち1人は20~30代で170センチメートルくらい、黒色の目出し帽に、白と黒の迷彩柄のパーカーでグレーのズボン。



もう1人は、20~30代で170センチメートルくらい、目出し帽に灰色のフードが着いたスエットを着ていたということで、警視庁は強盗事件として逃げた男らの行方を追っています。


「news every.」





◆上野宝石店強盗どこ



上野宝石店強盗どこ (1)


上野宝石店強盗事件のお店は、御徒町駅南口にある宝石店。



事件が発生した時間は午後2時半という昼間の強盗。
宝石店は、営業時間が終わると高価な商品は金庫などに移されるので、昼間の方が盗みやすいことを知っている犯人。しかし、強盗グループの犯行ではない可能性が高い。


銀行強盗や宝石店強盗が盗んだ現金や宝石は、当然警察にマークされている。

現金は真券の場合番号が控えられているため使用すると使った場所が発覚する恐れがある。国際的なバックがあれば海外で換金したりできるが、それがない場合はほぼ100%で追跡できる。




しかし、宝石や貴金属は換金ルートがないと素人の泥棒では無価値。

プロが盗んだ場合でも、換金率は小売価格の5%から10%。何れにせよ卸価格よりも安く買いたたかれる。余り実入りの良い犯罪ではないため、犯行グループが狙うとは思えないし、犯人2人組は外国籍の可能性が高い。




◆上野宝石店強盗犯人の検挙



警視庁が公開した平成22年度の「犯罪情勢」によると、コンビニ・スーパー強盗事件の検挙率は58.5%。こういったコンビニ・スーパー強盗事件の場合、同じ人間が犯行を繰り返していることが多いので、検挙率が成功率と反比例の関係にあるわけではないが、 再犯が多い。




しかも犯罪としては成功率(現金化)が低い。

だから、コンビニ強盗が連日報道されていた20数年前と現在を比較しても、コンビニ強盗の報道も減った。現在は、防犯カメラなどが巷のあっちこっちにあるので、逃走経路が割り出される確率も高いし、何より、現在は防犯意識も高まって警備会社が繁盛している時代。


現在は、連日の様に無人の弁当販売店舗などの窃盗事件などが花盛りみたいな傾向にあるので、犯人の特定はすぐにできる。(逮捕できるかどうかは別)




捜査とは、必ずしも犯人探しをするための聴き込みや張り込みなど、刑事ドラマで見る様なのが捜査ではない。 例えば、窃盗の犯行手口別や窃盗前科のリスト洗いなど、資料を漁るような地味なことも捜査としての仕事。例えば、窃盗でも他人の家に忍びこむ窃盗、会社事務荒し、店舗荒し、そして万引やスリや自動車盗などなど、窃盗って事件自体を細分化すると、それこそ、プロからアマチュアまで色んな窃盗犯がいる。




何よりも、詐欺や強盗より事件数が多いのが窃盗、それを1つの警察署で限られた捜査員の人数で、日々舞い込んで来る事件の捜査をするのにも限界がある。



結局はチームプレイなので、捜査云々や警察内部のことは外部の者が詳細に知る由もない。犯罪白書で公表される検挙率だって、結局は、都道府県別や全国的に見ての事件数から割出す率だから、犯人逮捕できるかどうかは警察の努力次第だ。







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