渋谷アクセサリー店強盗店名どこ (2)



3月16日、東京・渋谷区のアアクセサリー店が3度の強盗被害にあったことが5chで話題になっている。



この3度も強盗被害になった渋谷アクセラリー店は「クロムハーツ」を専門に扱うアクセサリー店。犯行時間は3分で、犯人が店舗内を物色中に店員が金庫を開けて現金を渡しているように見える。



つまり、お店の内情に詳しい犯人だということがわかる。



今回は、渋谷アクセサリー店の強盗被害はどこか、5chの概要についてまとめてみた。

渋谷アクセサリー店強盗店名どこ (3)


◆渋谷アクセサリー店の強盗被害


記事内容

東京・渋谷区のアクセサリー店に強盗が押し入った事件で、刃物のようなものを突き付けて店員を脅し、現金や指輪などを強奪する様子を防犯カメラがとらえていた。 現場は東京・渋谷区。 人気ジュエリー「クロムハーツ」を専門に扱うアクセサリー店。



14日午後7時前、店に押し入った男が従業員に刃物を突き付けて、「強盗だ」などと脅し、現金や指輪などを奪って逃げた。 捜査関係者によると、奪われた現金は数百万円。 アクセサリーなどを含めると、被害額は数千万円にのぼる可能性があることがわかった。



この店は、2022年12月にも2度、窃盗被害に遭っていて、関東地方の強盗事件にも関与したとみられる19歳の男3人が逮捕されている。 前回の窃盗事件の容疑者はすでに逮捕されたが、14日、また強盗事件が発生した。



被害に遭ったRINKANオーナー「(警察からは、前回の犯人は捕まったと聞いた?)実行犯は全員逮捕されていたということで、指示役というものに関しては、まだわからないと聞いていました」 店の目の前に止まっている黒いワンボックスカー。


中略


被害に遭ったRINKANオーナー「今回のお店は一度閉店させるということを決断しました。スタッフとお客さまが安心できるお店を、しっかりと対策して作っていきたい」 その後の捜査で、犯行に使われたとみられる黒いワンボックスカーが、中野区内のコインパーキングに乗り捨てられていたことがわかった。 警視庁は、強盗事件として男の行方を追っている。


FNNプライムオンライン




◆渋谷アクセサリー店はどこ?




強盗被害にあったのは東京・渋谷区神南1丁目13番にあるアクセサリー店「RINKAN」。


渋谷アクセサリー店強盗店名どこ (1)



なぜ、このアクセラリー店が狙われたのか?は不明だが、クロムハーツは、これといった価値が無かった「シルバー」という素材に「ブランド」という付加価値が付いたことで強盗被害が急増している。



クロムハーツは、完成したアクセサリーの上代(実売価格)を、下代(原価+工賃+人件費等の実費)の「約10倍」と思い切った設定にしている。(日本国内のシルバーブランドだと、一般的な上代は下代の3~5倍程度)



例えば、日本のアクセサリーショップで委託販売する場合、掛け率(ブランドの取り分・店の取り分)が概ね50/50くらい。これを考えると、下代を2倍にしただけでは儲けがゼロ。その為、3倍にする事でやっと利益が出る。



つまり、最低でも下代の3倍でもある程度売れていれば、赤字にはならない。
それなのにクロムハーツが高額なのは、バンドマンなどのインフルエンサーが身につけ、それをほしいと思わせ、価格を10倍にする事で「シルバーアクセサリー」の価値を大きくぶち上げることに成功した。


シルバーアクセサリーはよくぼったくりと言われるが、少なくとも国内ブランドでは下代に対して10倍の上代を設けるようなブランドは存在しない。



つまり、クロムハーツが高額というより、「高額でも売れている現状」を理解して、強盗被害がふえる結果となった。




◆渋谷アクセサリー店の3度の強盗



強盗罪の罪の重さは、強盗のやりくち、暴行・脅迫がどの程度だったか、強盗にいたるまでの事情は何か、反省をしているのか、といった事情に左右される。



「どこで強盗するか」で量刑を判断はされない。

個人宅に入るほうが陰湿で凶悪だと思うが、商業用店舗でも同じこと。強盗自体、充分に凶悪だが、強盗の内容は同じで、強盗罪は5年以上の有期懲役。




なぜ、同じ店を狙うのか?というより、クロムハーツが狙われやすい。

クロムハーツはいわゆる「ハイブランド」ではなく、「レアブランド(希少ブランド)」なので高額でありながら、運びやすい。


使用している革も特に最高級ではなく、血筋があったり、型押しが均等でなかったり、縫製も歪んでいたり、同じ財布も10個並べるとビミョーにサイズが違ったり、クロスパッチの縫い方が違ったりと個体差が激しい。


それが「手作業の味わい」みたいなブランド。


高級ブランド店だと、登録証明があったり、転売や質屋などの現金化が難しいが、クロムハーツはそのあたりが厳しくない。シリアルナンバー等により、それが盗品だと証明できるなら、「質屋に持ち込んだ人」を疑うことができ、そこから芋づる式に泥棒に辿り着けた場合は、犯人は特定できるが、持ち込んだ人が「貰った」と言い張ったり、身分を偽装していたりしたら、捜査はそれで終了。



ちなみに、プロの泥棒なら、質屋には絶対持ち込まない。
泥棒から盗品を買い取る故買屋という裏稼業があり、そこに持ち込む。そして、故買屋もまた裏ルートで盗品を売りさばくので、渋谷アクセサリー店が狙われたというより、クロムハーツが狙われやすいといえるだろう。





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