
1月19日放送、フジテレビ系「アンビリバボー」
山中湖山荘不審死事件の真相について特集。
1962年に起きた山中湖山荘不審死事件は、山中湖にあった「秋田山荘」が全焼、焼け跡からは頭を割られ、男女の判別の困難な10人の遺体が発見された事件。
誰一人として逃げ出そうとした形跡がなく、当初は無理心中と思われたが、『警察が自〇であろうと判断した不審死』の50%くらいの確率で自〇ではない。それは事故であったり、又は他〇であったりした場合も「しっかりとした捜査」を行えば、98%の確率で証拠が見つかる。
今回は、山中湖山荘不審死事件について、5ch情報をまとめてみた。
■目次
・山中湖山荘不審死事件とは・山中湖山荘不審死事件の原因はプロパンガス?
・山中湖山荘不審死事件の解決
山中湖山荘不審死事件とは

1962年、山梨県南都留郡中野村(現・山中湖村)の山中湖畔に立つ「秋田山荘」が全焼、焼け跡からは頭を割られ、男女の判別の困難な10人の焼死体が発見された。
調べの結果、遺体は山荘所有者の金融会社役員を始めとする男女各5人で、12月未明、富士吉田市内のバーからこの山荘に泊まりに来ていた。亡くなったメンバーは複雑な事情が絡んでいたため、当初は殺人放火、心中、事故などいくつもの憶測や噂がささやかれた。
捜査が進むに連れてこれは死亡後出火したものと判明。
頭部破裂は高熱によるもので、10人以外の不審人物や劇物が使われた痕跡がないことから、一酸化炭素中毒による事故死だとされた。出火原因は風呂がまが空焚きのままバーナーが燃えつづけたものが天井や壁に火が移ったと断定した。一酸化炭素中毒の原因としては、山荘を再現しての実験の結果、プロパンガスのボンベに取りつけられた調整器が壊れており、点火と同時に一酸化炭素が発生、約1時間で中毒死してもおかしくない状態になっていたことだった。
警察庁ではこの事件を契機にプロパンガスなどの取締りを強化、以後このような事故は激減した。
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山中湖山荘不審死事件の原因はプロパンガス?
プロパンガスには、「毒性がない」。
ただ、あまりにも充満してると「酸欠」等で死亡する可能性はある。
吸入麻酔薬として、シクロプロパンが使えることがあったので、そのような脂溶性の高いガス種が大量に体に入ると、神経細胞の膜がふくれあがり、正常な神経伝達ができなくなり、事故が起こりやすい。
それを無制限に吸えば「命に関わる」のは容易に理解できる。
昔、ライターの「ブタンガス遊び」(ガスを吸引して、酔ったような状態を体験する遊び)が流行った時期があったそうだが、これもそのような神経への作用によるもの。この遊びでも命を落としたケースが知られており、これは酸欠と同じ状態になる。
たまに「ガス漏れ」で死亡のニュースがあるが、単に「吸い込んだだけ」では死亡に至るのは難しい。
大抵は大量の一酸化炭素中毒で死亡するケースだけ。プロパンガスも通常は無味無臭の気体だが、そのままではガス漏れなどが起こっても気づきにくいため、わざとちょっと鼻につくような臭いをつけている。よくガス漏れの時に「ガスくさい」と言われるが、それはガス本来の「におい」ではなく、ガス漏れしているサインになっている。
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山中湖山荘不審死事件の解決

日本は、年間に約12万件ぐらいの不審死が発見されているという。
日本は自殺として処理されているのが、公式発表だけで年間3万人。 公式に発表されない自殺(不審死)を含めると日本では年間、10万人以上いると言われている(不審死は病死、自殺、他殺体で見逃された物など)
これは、不審死を解剖した結果の数字。
この数字を少ないと思うかどうかは、個人の違いだが、警察が自殺と判断した事例は含まれてない。つまり、あくまで不審死だけの数字。また、病院での死亡は、含まれていない。
つまり、日本では、実質的に犯罪の可能性がある事件を見逃してしまっている。
見逃している犯罪死がどれくらいかは想像できないが、すべての現場で詳細に見て回ることは不可能だから断言できるわけではないけど、人間の持つ常識に照らて考えれば、これほど明白なことはない。
日本の解剖率は、他の先進国に比べて非常に低いとの指摘がある。
そして、残念ながら現在の日本の警察はいろいろと信用できないところがあり、「面倒くさいから不審死を病死・自殺と断定して処理してしまっている」部分は少なからずあるはず。
また、おそらく警察内部で「この程度の疑わしさであれば疑惑と判断する」というような妙なローカルルールも存在するものと想像できる。
日本での不審死の数値を見る以上はそう判断せざるを得ないだろう。
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