都市伝説公式 (4)


8月19日放送、日本テレビ系・金曜ロードショー「となりのトトロ」





3週連続ジブリノーカット「となりのトトロ」が今夜放送。


たくさんの名作を世に送り出したスタジオジブリの中でも「となりのトトロ」は、大人になってから観ると、本来のこの作品の素晴らしさを理解できる大人こそ観るべき作品。


時代設定は昭和30年代初頭ということなので、まさに当時の風景をそのまま映画にした作品。日本にはまだこれだけ豊かな自然があるのだということを思い出させてくれる。



そんな田舎の風景に突如と現れるトトロ。
体は大きいけどフカフカの毛皮に包まれあどけない笑顔。日本の人里離れた田舎には、どこにでもトトロがいるのかもしれないと、映画を通じて自然の素晴らしさを感じ、人間が忘れかけている世界を思い出させてくれる。




今回は、ジブリの中で一番都市伝説が多い、となりのトトロについて、5ch情報をまとめてみた。






■目次

となりのトトロとは
となりのトトロ都市伝説公式
となりのトトロのモデルになった事件

となりのトトロとは






『となりのトトロ』は、スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画。宮崎駿監督作品。昭和30年代前半の日本を舞台にしたファンタジー。田舎へ引っ越してきた草壁一家のサツキ・メイ姉妹と、子どもの時にしか会えないと言われる不思議な生き物・トトロとの交流を描く。




参照wiki






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となりのトトロ都市伝説公式






ジブリ作品、とくに「となりのトトロ」には都市伝説が多くある。
となりのトトロで有名な都市伝説といえば、「さつきとメイはすでに死んでいる」というもの。


この都市伝説の発端は、作中にメイが迷子になりピンクのサンダルが見つかったところから「さつきの影がなくなっている」という理由から。



都市伝説公式 (2)


なので、この時からさつきとメイは死んでおり、トトロは死に神、猫バスはこの世とあの世をつなぐ乗り物を表現したという都市伝説が残っている。



しかし、よく見るとその2人以外の人も影はない。
つまり、もう夕暮れで現実の世界でも影が見えにくいのが普通。だから、宮崎監督は、そういうところまで考えて表現したのだが、ネットではこの都市伝説が拡散された。


都市伝説公式 (1)



現在では「影がなかったシーン」は修正されている。
そもそも死亡しているというのは池に落ちて溺死したからというのが都市伝説での主張だが、池のサンダルはメイの物とは違うし、地蔵の前にいたときを見れば分かるが、サンダルは脱げていない。



そして、この「さつきとメイはすでに死んでいる」という都市伝説は、ジブリ公式で否定されている。しかし、それは「姉妹が死んでいる」という内容ではなく、ジブリ広報部が「影が無いから死んでいる訳ではない」というだけ。



この都市伝説を日本テレビ「世界一受けたい授業」で鈴木敏夫氏が出演したとき、都市伝説の真偽について質問があったが、その時 「そういった事は考えてなかった」という回答されている。


つまり、となりのトトロ都市伝説は公式的な裏設定はなく、視聴者による人の解釈による物と証明された。






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となりのトトロのモデルになった事件




「となりのトトロ」の都市伝説として、偶然にしてはあまりにも出来過ぎている狭山事件というのが実際に存在する。



5chでの考察スレをまとめると



・「狭山事件」の起きた狭山市は、トトロの舞台となった所沢市の「となりの」市


・実際の事件でもいなくなった妹を姉が必死に探していた


・狭山事件が起きたのは五月(サツキ、メイ)


・トトロとは「トロルという死神」であり、つまり死期が近い人間にしか見えない


・トトロを最初は、メイには見えていてサツキには見えなかった。しかし、サツキが「妹の所に連れて行って」とトトロに頼んでから見えるようになった


・二人が乗ったネコバスの行き先が「墓道」


・カンタには最後までトトロが見えなかった


・終盤のシーンで母親が「あの木の所でサツキとメイが笑ったような気がした」と言ったが父親には全く見えていない。トトロ(死神)たちを感じた母親に死期が近付いていた?


・狭山事件の母親は病死している


・母親が入院していた七国山病院は、八国山緑地という場所に存在した


・となりのトトロの時代設定が1950年前後、当時結核は不治の病


・エンドロールで、さも母親が退院してきて平和に暮らしているように見えるが、両親の顔が劇中より明らかに若い。つまり物語以前のシーン。





これらの都市伝説は公式で偶然と全否定されているが、狭山事件に関しては共通点は確かにある。

都市伝説公式 (3)


『となりのトトロ』の舞台のモデルが埼玉県所沢市周辺なのは、宮崎駿監督が所沢市在住なので、事実。母親はすでに病死しているという部分も共通している。しかし、狭山事件は不可解な点が多く、捉えようによってはオカルティックでもある上、地理的に近いので (狭山市は、狭山丘陵=トトロの森には入っていない)、誰かが面白がって強引に結びつけたことは間違いない。



結核関連は母親の病気が結核である事を想定しているだろうから偶然ではないだろう。しかし狭山事件と結核は何も関係無く、狭山事件と関係がありそうなのは狭山市と五月だけ。たったそれだけの一致なのだから「偶然」としかいえない。



つまり、トトロのモデルになった事件の狭山事件とは、偶然の一致ではなく「こじつけての無理矢理の一致」の都市伝説といえるだろう。





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